北佐古

北佐古（きたさこ）

北佐古は、徳島県徳島市に位置する町であり、一番町と二番町から構成されています。この地域は佐古地区の一部でありながら、一部は加茂地区にも属しているという特徴を持っています。

地理

北佐古は徳島市の中央部、都心地域の北西に位置しています。一番町と二番町が東から順に並んでおり、その大部分は佐古地区に属していますが、北部に位置する一部（一番町3番、2・4番の一部、二番町3番、2・4・5番の一部）は加茂地区となっています。

町の西・北・東の三方は田宮川に面しており、自然豊かな環境です。南端にはJR高徳線と徳島線が通り、佐古駅の裏口に位置しています。佐古駅から北へ伸びる通りは、一番町と二番町の境界付近に位置し、県道150号の北への延長線上にあり、商業地として賑わっています。その他の地域は、住宅と商業施設が混在したエリアとなっています。

各地の詳細

一番町：高徳線沿いには佐古駅の駐輪場があり、駅の利用客である学生や会社員が多く見られます。東側には医療法人川島会の病院施設、西側には徳島県信用農業協同組合連合会（JAバンク徳島）など農協 (JA) の施設が立ち並んでいます。田宮川の河岸には、地元の製紙会社である三井（旧財閥系の三井グループとは無関係）の工業地があります。
二番町：閑静な住宅街が広がっており、北側には千松自動車教習所があります。東側の一番町との境界にある道路は商業化が進んでいます。

隣接する町

南側は佐古と陸続きであり、その他の方向は田宮川に囲まれており、南田宮と面しています。また、わずかに南矢三町と出来島本町にも面しています。

地形

河川：田宮川

歴史

市町村制が施行される以前は、佐古村の一部でした。1889年の市町村制により、佐古村は徳島市北佐古町となりました。ただし、当時の北佐古町の中心部は現在の佐古北部に位置し、現在の北佐古は北佐古町の北端に位置していました。

1964年、北佐古町の一部に田宮町の一部を加えて北佐古となり、一番町と二番町に分けられ、現在の町割が確立しました。

施設

一番町
徳島県信用農業協同組合連合会
川島病院
IL RO'SA北佐古店
二番町
千松自動車教習所
JAバンク徳島センター
徳島県JA会館

交通

バス
徳島バス：北佐古一番町

脚注

参考文献

『角川日本地名大辞典 36 徳島県』（1986年 ISBN 4040013603）

外部リンク

* 徳島市ホームページ'>徳島市ホームページ

もう一度検索