北海道道100号函館上磯線

北海道道100号函館上磯線

北海道道100号函館上磯線は、函館市と北斗市を結ぶ、総延長11.271kmの主要地方道です。この路線は、地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。

概要

全区間において片側1車線以上が確保され、歩道も整備された舗装路となっています。函館市湯川町3丁目を起点とし、北斗市七重浜4丁目を終点としています。

起点の国道278号交点から国道227号交点までの区間は、中央分離帯付きの片側2車線となっており、「産業道路（外環状線）」という愛称で親しまれています。この区間は函館市中心部を避けることができるため、交通の要所となっています。しかし、沿線には商業施設や金融機関が立ち並び、宅地開発も進んだため、交通量は常に多い状況です。そのため、函館新外環状道路の建設が急務となっています。

国道227号交点から終点までの区間は片側1車線となり、国道227号の片側2車線区間と、終点から先の市道の国道5号交点までの区間を含めて「大野新道」と呼ばれています。

路線データ

起点：北海道函館市湯川町3丁目（国道278号交点）
終点：北海道北斗市七重浜4丁目（函館市界）
総延長：11.271 km
実延長：10.850 km
重用延長：0.421 km

歴史

北海道道100号函館上磯線は、1965年（昭和40年）に着工され、1976年（昭和51年）8月31日に901号として路線認定されました。その後、1978年（昭和53年）9月12日に開通し、1993年（平成5年）5月11日に主要地方道に指定されました。1994年（平成6年）10月1日には、路線番号が100号に変更されています。

この路線の前身は、1957年（昭和32年）7月25日に認定された道道191号上磯亀田湯川線です。前身路線の廃止後、新たに認定された路線が現在の北海道道100号函館上磯線となっています。

路線状況

別名

産業道路
大野新道

重複区間

北海道道83号函館南茅部線：函館市湯川町3丁目 - 湯川町2丁目

道路施設

主な橋梁

松倉橋
鍛神橋
歓喜橋（下り、上り）
石昭橋
新明和橋（下り、上り）
常盤橋

地理

通過する自治体

渡島総合振興局
函館市
北斗市

交差する道路

函館市

国道278号 - 湯川町（起点）
北海道道83号函館南茅部線 - 湯川町3丁目、2丁目
北海道道1132号函館臨空工業団地線 - 日吉町3丁目
北海道道347号赤川函館線 - 美原2丁目
函館新道 - 昭和3丁目
国道5号 - 昭和4丁目
大野新道（函館市道） - 港町3丁目

北斗市

国道227号 - 七重浜4丁目、6丁目

沿線にある施設

函館市

函館市営熱帯植物園
イオン湯川店
湯の川温泉
函館市企業局交通部湯の川停留場
湯倉神社
函館市役所湯川支所
函館大学付属有斗高等学校
函館ラ・サール中学校・高等学校
花園温泉
函館白百合学園高等学校
函館北郵便局
メガドンキホーテ函館店
NHK函館放送局亀田ラジオ放送所・亀田報道拠点
美原地区路線バス乗降場（亀田支所前停留所）
函館市亀田交流プラザ
函館市役所亀田支所
渡島総合振興局 函館建設管理部 事業課
札幌テレビ放送函館放送局・STVラジオ函館放送局・STVラジオ函館送信所
亀田自動車学校
函館バス昭和営業所
JR北海道函館本線
流通センター
国土交通省北海道運輸局函館運輸支局
函館中央自動車学校

北斗市

北海道函館水産高等学校
* 道南いさりび鉄道線

その他

函館バスの路線バス運賃設定のエリアの目安としても利用されています。

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