北海道道400号小頓別停車場線

北海道道400号小頓別停車場線は、北海道枝幸郡中頓別町内を結ぶ、全長46mの一般道道です。道道の中では2番目に短い路線として知られています。かつてJR天北線が走っていた小頓別駅跡を起点とし、国道275号との交点が終点となっています。

路線概要

この道道の大きな特徴は、その短さにあります。わずか46mの間に、全長11mのあゆみ橋が含まれています。あゆみ橋は、1962年に完成した駅前橋を1990年に架け替えたもので、かつては橋の下を頓別川が流れていましたが、改修工事によって流路が変更され、現在は埋め立てられています。両方向の車線には歩道が整備されており、安全に通行できるようになっています。

かつては路線番号案内標識が設置されていましたが、現在は撤去されています。

歴史

北海道道400号小頓別停車場線は、1961年3月31日に路線認定されました。旧道路法の時代には、道道枝幸港小頓別停車場線という路線が存在していました。これは1920年4月1日に認定され、1954年3月30日に廃止されています。

周辺情報

終点近くには、2000年に登録有形文化財として登録された旧丹波屋旅館があります。この旅館は、1914年頃に建築された和館と、1927年頃に建築された洋館で構成されており、当時の面影を今に伝えています。

通過する自治体

宗谷総合振興局
枝幸郡中頓別町

交差する道路

国道275号 - 小頓別（終点）
北海道道12号枝幸音威子府線（国道275号重複区間）

北海道道400号小頓別停車場線は、短いながらも地域の歴史と文化を伝える道道として、その存在意義を示しています。

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