北海道道584号猿払停車場線

北海道道584号猿払停車場線は、北海道宗谷郡猿払村内に位置する一般道道です。かつて存在したJR北海道天北線の猿払駅跡を起点とし、浜猿払の国道238号を終点とする、全長約3.8kmの路線です。

概要

この道道は、猿払村の地域交通において重要な役割を果たしています。起点は、北海道道1089号猿払鬼志別線との交点であり、かつては天北線の猿払駅が存在していました。終点は、国道238号との交点です。

路線の総延長は3.841km、実際に車両が通行できる実延長は3.829kmです。重複区間は0.012kmとなっています。

歴史

北海道道584号猿払停車場線は、1967年（昭和42年）3月31日に路線として認定されました。その後、1989年（平成元年）5月1日に天北線が廃止されたことに伴い、猿払駅も廃駅となりました。

路線状況

この路線には、北海道道585号狩別猿払停車場線との重複区間が猿払村猿払に存在します。

道路施設

北海道道584号猿払停車場線には、以下の主要な橋梁が含まれています。

堀川橋: 狩別川を渡る全長66mの橋梁で、猿払村猿払に位置します。
猿払橋: 猿払川を渡る全長198mの橋梁で、猿払村猿払と猿払村浜猿払の間に位置します。
旭橋: 猿払川の支流を渡る全長20mの橋梁で、猿払村浜猿払に位置します。

地理

北海道道584号猿払停車場線は、宗谷総合振興局の管轄下にあり、宗谷郡猿払村内を通過します。

交差する道路

北海道道1089号猿払鬼志別線：猿払（起点）
北海道道585号狩別猿払停車場線：猿払（重複区間）
国道238号：浜猿払（終点）

北海道道584号猿払停車場線は、猿払村の主要な道路を結び、地域住民の生活を支えるとともに、観光客にとっても重要な役割を果たしています。かつての駅跡を起点とすることからも、この路線は地域の歴史と深く結びついていると言えるでしょう。

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