北海道道76号網走公園線

北海道道76号網走公園線は、北海道網走市内を通過する主要地方道であり、能取半島を巡るルートとして「美岬ライン」の愛称で親しまれています。

かつては、網走市字美岬付近に未舗装で道幅が狭い区間が残っており、主要道道であるにもかかわらず冬季は通行止めとなっていました。しかし、2006年（平成18年）に美岬トンネルが開通し、残存していた未舗装区間の整備も完了したことで、年間を通じて通行できる道路となりました。

路線データ

起点：北海道網走市字二見ヶ岡（国道238号交点）
終点：北海道網走市北6条東1丁目（国道39号交点）
総延長：24.485 km
実延長：24.458 km
重用延長：0.027 km
未舗装延長：0.120 km

歴史

1967年（昭和42年）3月31日：590号として路線認定
1993年（平成5年）5月11日：建設省により、道道網走公園線が網走公園線として主要地方道に指定
1994年（平成6年）10月1日：路線番号を76号に変更
2006年（平成18年）9月1日：美岬トンネル開通

路線状況

道路施設として、特に重要なものに美岬トンネルがあります。

美岬トンネル：全長1,030 m。2006年（平成18年）9月1日に開通。

地理

ルートの前半では、左手に能取湖を眺めながら進むことができます。その後、オホーツク海に面し、能取岬の入口に到達します。ルートの後半は、美しい海岸線に沿って走る道となります。

通過する自治体

オホーツク総合振興局
網走市

交差する道路

網走市内

国道238号 - 二見ヶ岡（起点）
北海道道1087号網走常呂自転車道線 - 二見ヶ岡
北海道道1010号能取三眺線 - 二見ヶ岡
国道39号 - 北6条東1丁目（終点）

沿線施設

網走市内

網走市営美岬牧場

この道路は、網走の自然を満喫できるルートとして、観光客にも地元住民にも利用されています。

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