北海道道96号上磯峠下線

北海道道96号上磯峠下線は、北斗市中央2丁目を起点とし、亀田郡七飯町字峠下を終点とする、総延長14.092kmの主要地方道です。この路線は、渡島半島の南部に位置し、地域住民の生活と経済活動を支える重要な役割を担っています。

路線概要

起点: 北海道北斗市中央2丁目（国道228号交点）
終点: 北海道亀田郡七飯町字峠下（国道5号交点）
総延長: 14.092 km
実延長: 13.634 km
重用延長: 0.458 km

歴史

北海道道96号上磯峠下線は、1976年（昭和51年）に897号として路線認定されました。その後、交通量の増加や道路の老朽化に対応するため、いくつかの区間で改良工事が行われています。

1987年（昭和62年）- 1988年（昭和63年）：旧大野町字市渡において、国道227号大野バイパスとの交点から旧道までの区間で新道が建設されました。
1990年（平成2年）- 1991年（平成3年）：七飯町字峠下において、線形改良が実施され、国道5号との交差点が変更されました。
1993年（平成5年）5月11日：主要地方道に指定されました。
1993年（平成5年）- 1998年（平成10年）：大野町字市渡から七飯町字峠下の区間において、山側に新道が建設されました。旧道部分は、現在は北斗市道および七飯町道となっています。
1994年（平成6年）10月1日：路線番号が変更され、北海道道96号となりました。
2006年（平成18年）- 2007年（平成19年）：北斗市向野において、北海道道969号大野大中山線との交点付近で線形改良が実施されました。

路線状況

重複区間: 国道227号（北斗市市渡604-2・605-1先 - 同479-1・477-12先）

道路施設

主な橋梁:
中野跨線橋（124 m、道南いさりび鉄道、北斗市中野通 - 北斗市中央）
鹿島橋（88 m、大野川、北斗市本郷 - 北斗市向野）

地理

北海道道96号上磯峠下線は、以下の自治体を通過します。

渡島総合振興局
北斗市
亀田郡七飯町

交差する道路

北斗市

国道228号 - 中央2丁目（起点）
E59 函館江差自動車道 北斗中央IC
北海道道969号大野大中山線 - 向野
北海道道756号大野上磯線 - 本郷交差点
国道227号 - 市渡（重複区間の2箇所）
北海道道262号新函館北斗停車場線- 市渡

七飯町

E5 北海道縦貫自動車道 七飯IC（事業中）
国道5号 - 峠下（終点）

沿線施設

北海道道96号上磯峠下線の沿線には、以下の施設があります。

北斗市

北海道上磯高等学校
北斗市立上磯小学校
北斗市立上磯中学校
北斗市立沖川小学校
渡島清川簡易郵便局
法亀寺
* 鈴木牧場牛乳

まとめ

北海道道96号上磯峠下線は、北斗市と七飯町を結ぶ重要な路線であり、地域住民の生活を支えるとともに、観光客にとってもアクセスしやすいルートとなっています。今後の道路整備にも期待が高まります。

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