北谷稔行

北谷稔行（きたや のりゆき）は、1980年10月10日生まれ、青森県出身の元バスケットボール選手、指導者、そして現在は実業家として活躍する人物です。

青森県鶴田町で育ち、鶴田中学校、弘前実業高校を経て拓殖大学に進学。大学在学中の1999年には、全日本大学バスケットボール選手権大会（インカレ）で準優勝という輝かしい成績を収めました。この経験は、彼のバスケットボール人生における大きな転機となりました。

大学卒業後は、地元青森県に戻り、青森県国民健康保険団体連合会に勤務しながら競技を続けるという道を選びました。実業団選手として働きながらも、バスケットボールへの情熱を絶やすことなく、国民体育大会の青森県代表チームに13年連続で選出されるなど、その実力は高く評価されていました。また、2017年には3x3日本選手権大会にも出場し、3位入賞を果たしました。

2018年2月27日、北谷稔行は新たな挑戦の舞台に立ちます。Bリーグ2部（B2）に所属する青森ワッツのヘッドコーチに、佐藤信長の後任として就任したのです。プロ、アマチュアを通じてチームの指揮を執るのは、これが初めての経験でした。翌2018-19シーズンからは、アソシエイトヘッドコーチとして引き続き青森ワッツと契約し、選手のリクルーティングやチーム戦略の構想にも深く携わりました。2020-21シーズンをもってアソシエイトヘッドコーチを退任。

指導者としての経験を経て、2021年9月22日、北谷稔行は青森ワッツを運営する青森スポーツクリエイションの社長に就任しました。バスケットボール選手、指導者として培ってきた経験と知識を活かし、経営者として新たなキャリアをスタートさせています。

北谷稔行は、選手、指導者、経営者という様々な立場でバスケットボール界に貢献してきた人物です。青森のバスケットボール界の発展に大きく寄与することが期待されています。

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