千曲郵便局

千曲郵便局について

千曲郵便局は、長野県千曲市粟佐に所在する郵便局です。かつては集配普通[[郵便局]]として機能していましたが、民営化に伴い、その役割は一部変更されました。ここでは、その歴史、提供サービス、周辺情報について詳しく解説します。

概要

所在地: 〒387-8799 長野県千曲市粟佐1587
アクセス: しなの鉄道線屋代駅から北西へ約1.1km（徒歩約12分）、千曲市循環バス「千曲郵便局前」停留所下車、長野自動車道更埴ICから南西へ約1.5km。

沿革

千曲郵便局は、その歴史の中で数多くの変遷を遂げてきました。以下に主な出来事をまとめます。

1872年（明治5年）10月3日: 屋代郵便取扱所として開設。この時点では、まだ郵便物の取り扱いのみを行う小さな施設でした。
1875年（明治8年）1月1日: 屋代郵便局（五等）に昇格。これにより、郵便局としての機能が強化されました。
1885年（明治18年）5月25日: 貯金取扱を開始。郵便業務に加え、金融サービスが始まりました。
1890年（明治23年）8月16日: 為替取扱を開始。これにより、遠隔地への送金が可能になりました。
1897年（明治30年）2月1日: 屋代郵便電信局となる。電信業務も取り扱うようになりました。
1903年（明治36年）4月1日: 通信官署官制の施行に伴い、屋代郵便局に名称が戻りました。
1955年（昭和30年）11月1日: 五加郵便局から電報配達業務の一部を移管。
1962年（昭和37年）6月1日: 稲荷山郵便局から、国際電報受付・配達および国内欧文電報受付・配達の各業務の一部を移管。
1966年（昭和41年）4月1日: 特定[[郵便局]]から普通[[郵便局]]に局種別変更するとともに、更埴郵便局に改称。この変更は、業務拡大とサービスの向上を意味しました。
1967年（昭和42年）2月25日: 電話交換、和文電報配達、欧文電報受付・配達、国際電報受付・配達の各業務を、更埴電報電話局に移管。
1978年（昭和53年）8月28日: 更埴市屋代から、同市粟佐に局舎を新築、移転。現在の場所に移転し、施設が新しくなりました。
1980年（昭和55年）3月3日: 稲荷山郵便局および八幡郵便局から集配業務を移管。より広い範囲の郵便物を配達するようになりました。
1999年（平成11年）: 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務取扱を開始。国際的な金融サービスも提供するようになりました。
2003年（平成15年）9月1日: 千曲郵便局に改称。現在の名称となりました。
2007年（平成19年）10月1日: 民営化に伴い、併設された郵便事業千曲支店に一部業務を移管。
2012年（平成24年）10月1日: 日本[[郵便]]株式会社発足に伴い、郵便事業千曲支店を千曲郵便局に統合。

取扱内容

千曲郵便局では、以下のような幅広いサービスを提供しています。

郵便サービス: 郵便、印紙、ゆうパック、内容証明など、郵便に関する基本的なサービスを提供しています。
貯金・為替サービス: 貯金、為替、振替、振込、国際送金、国債、投資信託など、多岐にわたる金融サービスを提供しています。
保険サービス: 生命保険、バイク自賠責保険、自動車保険、がん保険、引受条件緩和型医療保険など、各種保険を取り扱っています。
ATM: ゆうちょ銀行のATMが設置されており、現金の引き出しや預け入れが可能です。
集配業務: 「387-00xx」区域（千曲市の一部）の集配業務を担当しています。
ゆうゆう窓口: 時間外でも郵便物の受け取りや発送が可能な窓口が設けられています。

周辺情報

千曲郵便局の周辺には、以下の施設があります。

千曲警察署
長野県屋代南高等学校
千曲市立屋代小学校
国道403号
千曲川

アクセス

鉄道: しなの鉄道線屋代駅から北西へ約1.1km（徒歩約12分）。
バス: 千曲市循環バス「千曲郵便局前」停留所下車。
自動車: 長野自動車道更埴ICから南西へ約1.5km、国道18号沿いに位置しています。
駐車場: 12台分の駐車場があります。

まとめ

千曲郵便局は、地域の発展とともに歴史を重ねてきた郵便局です。郵便、貯金、保険といった基本的なサービスはもちろん、国際送金や投資信託といった高度な金融サービスも提供しており、地域住民の生活を幅広くサポートしています。また、周辺には学校や警察署、国道などが位置しており、交通の便も良い場所です。長野県千曲市を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

外部リンク

千曲郵便局 - 日本郵政

もう一度検索