千葉県道81号市原天津小湊線

千葉県道81号市原天津小湊線について

千葉県道81号市原天津小湊線は、千葉県市原市牛久を起点とし、鴨川市天津を終点とする主要地方道です。総延長は約36kmで、「清澄養老ライン」という愛称で地域住民や観光客に親しまれています。

路線データ

起点: 市原市牛久（国道409号交点）
終点: 鴨川市天津（国道128号交点、天津交差点）
総延長: 不明（各土木事務所管轄区間の合計が不明のため）
実延長: 35.356km
市原土木事務所管内：17.282km
夷隅土木事務所管内：3.221km
君津土木事務所管内：3.681km
安房土木事務所管内：11.172km
重用延長: 不明（各土木事務所管轄区間の合計が不明のため）

歴史

1965年（昭和40年）：県道として認定されました。
2021年（令和3年）9月13日：清澄山道ループ橋を含む坂本工区のバイパスが開通しました。
2024年（令和6年）5月30日：市原市江子田のバイパス（0.7km）が開通しました。

路線状況

この道路は房総丘陵の山中を走るため、道幅が狭い箇所が多く存在します。しかし、沿線には養老渓谷や清澄寺といった観光名所があり、南房総地域への観光アクセス路としての役割も担っています。また、鴨川日東バスが運行しており、地域住民の生活を支える重要な路線でもあります。

道路の拡幅工事や新トンネル建設、バイパス整備などが段階的に進められており、交通の安全性と利便性の向上が図られています。

過去には、路面崩落による通行止めも発生しています。

2012年3月：君津市黄和田畑付近で崩落が発生し、同年7月に復旧しました。
2014年5月22日：君津市黄和田畑先で法面崩落が発生し、全面通行止めとなりました。2015年3月27日に通行止めが解除されました。

重複区間

以下の区間で他の道路と重複しています。

国道465号（大多喜町内の一部区間）
千葉県道32号大多喜君津線（養老渓谷付近）

道路施設

トンネル

小田代トンネル（大多喜町小田代：延長146m）
荒樫隧道（鴨川市四方木：延長36m）
西原隧道（鴨川市四方木：延長74m）
清澄隧道（鴨川市清澄：延長107m）

橋梁

境橋（養老川、市原市田淵）
日の崎大橋（養老川、市原市月崎 - 同市田淵旧日竹）
清澄山道ループ橋（鴨川市天津）

地理

通過する自治体

千葉県
市原市
夷隅郡大多喜町
君津市
鴨川市

交差する道路

国道409号（市原市、起点）
国道465号（大多喜町）
国道128号天津バイパス（鴨川市、天津立体交差）
国道128号（鴨川市、天津交差点、終点）

まとめ

千葉県道81号市原天津小湊線は、房総半島の山間部を走り、豊かな自然と観光地を結ぶ重要な道路です。狭い区間もありますが、道路改良も進められています。利用する際は、安全運転を心がけてください。

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