南小松島駅

南小松島駅の概要

南小松島駅（みなみこまつしまえき）は、徳島県小松島市南小松島町にある四国旅客鉄道（JR四国）牟岐線の駅です。この駅は市の中心に位置し、特急「むろと」を含むすべての列車が停車します。また、駅番号はM06で、標高は1.6メートルと四国で最も低い駅とされています。

駅の歴史

南小松島駅は、1916年に阿南鉄道の駅として開業しました。1936年に国有化され、その後1959年に貨物の取り扱いを廃止。1987年には国鉄の分割民営化の影響を受け、JR四国の駅となりました。2020年にはパン屋「ウィリーウィンキー」が閉店し、2024年には終日無人化が予定されています。

駅名に「南」とあるものの、実際は小松島市の中心駅として機能しています。駅の北側には市街地が広がり、特に駅前周辺は住宅が密集し、港町特有の雰囲気を醸し出しています。また、駅前には複数の蒲鉾店が軒を連ねています。

駅の構造

南小松島駅は、島式1面2線のホームを持つ地上駅です。駅舎とホームは構内の踏切によってつながれており、無人駅として運営されています。駅舎内には小松島市観光案内所が設置されており、以前はキヨスクやパン屋も営業していました。2024年4月にはトイレが閉鎖され、仮設トイレが設置される予定です。

のりば

基本的には、阿南方面へは1番のりば、徳島方面には2番のりばが使用されます。ただし、朝の特急列車の追い抜きに対応するため、徳島方面の普通列車一本のみが1番のりばから発車します。

利用状況

南小松島駅の1日平均乗車人員は周辺の行政機関や教育施設と供え、地元の交通の要所として機能しています。

駅周辺の施設

南小松島駅の周辺には、行政機関、教育施設、医療機関などが充実しており、公共の利便性が高いエリアです。具体的には、小松島市役所、消防本部、図書館やJR四国の駅も近くにあります。また、地域の名所として八坂神社や地蔵寺などの神社仏閣も点在しています。

交通アクセス

駅周辺には複数の県道があり、車でのアクセスも便利です。特に徳島県道33号や120号などが近くを通っています。これにより、観光や地域訪問にも利便性が高く、周辺地域との連携が強化されています。

南小松島駅は、地域の交通の中心となっているだけでなく、歴史的な背景も持つ重要な駅です。今後の駅の変化にも注目が集まっています。

もう一度検索