南砺市立利賀学舎

南砺市立利賀学舎

南砺市立利賀学舎（なんとしりつ とががくしゃ）は、富山県南砺市に位置する新しい義務教育学校です。この学校は、2024年4月に南砺市立利賀小学校と南砺市立利賀中学校が統合する形で設立され、南砺市内では南砺市立南砺つばき学舎に次ぐ2校目の義務教育機関となります。

主な特徴

利賀学舎は、へき地に位置する小規模校であり、学生のほとんどがバスで通学しています。教育環境は多様で、学校の施設の中には公民館も併設されており、地域の学びの場としても機能しています。また、個別指導に特化した超個別指導を導入しており、生徒一人ひとりに対するきめ細やかなサポートが特徴です。

さらに、武蔵野市との交流や、ギリシャへの訪問、オンラインでの他校との協働学習など、国際交流や広範な学びの機会も大切にしています。

校舎について

新しい校舎は、旧利賀小学校と旧利賀中学校の施設を一部改修し活用されており、地域の歴史を継承しつつ、現代的な教育に対応した環境が整えられています。

部活動

部活動も活発に行われており、バドミントン部、陸上部、スキー部など、さまざまな活動に取り組んでいます。これらの部活動は、生徒たちのスポーツや仲間との絆を深める重要な要素となっています。

沿革

利賀学舎の設立に向けた歩みは2023年から始まりました。

• - 3月: 学校名が「南砺市立利賀学舎」と決定。
• - 10月: 校歌と校章のデザインが決まり、
• - 11月: 校旗の色が決定。
• - 12月: 制服が決まりました。

このように、2024年には開校式や入学式などの重要なイベントが次々と行われました。特に4月4日には開校式が挙行され、新たなスタートが切られました。

通学区域と交通

通学区域は、合併前の利賀村の区域に設定されています。学校までのアクセスは南砺市営バスの利賀小中学校口バス停から徒歩約8分（約650m）で、地域の交通機関を利用して通うことができます。

校歌

校歌は、作詞が河合正則、改作が利賀地域児童生徒育成会、作曲が荒木得三によるもので、旧利賀中学校の校歌の校名部分を『利賀の子』とする形で再作成されています。

まとめ

南砺市立利賀学舎は、地域に根ざした教育を行い、生徒たちに多様な学びの機会を提供しています。小規模ながらも多くの特徴を持つこの学校は、地域にとって重要な教育機関となっていると言えるでしょう。地域社会とともに成長し続ける利賀学舎に、今後も注目が集まります。

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