原口央

原口 央

原口 央（はらぐち あきら）は、1995年4月29日に鹿児島県鹿屋市串良町で誕生した日本のプロ総合格闘家です。現在はBRAVEジムに所属しており、第3代GLADIATORフェザー級王者としての実績を持ちます。彼の弟である原口 伸も、同じく総合格闘技の舞台で活躍しています。

競技キャリア

原口が格闘技に触れたのは8歳の時。兄の影響を受け、まずはレスリングの世界に足を踏み入れました。高校時代には全国選抜選手権で3位に入賞するなど、アマチュアレスリングで確かな実力を培います。大学を卒業後、子供の頃から画面を通して見ていた所英男や宇野薫といった選手たちへの強い憧れから、総合格闘技への挑戦を決意しました。宮田和幸氏が主宰するBRAVEに入門し、内弟子として厳しい日々を送る中で、プロ格闘家としての土台を築き上げました。

総合格闘技デビュー

プロ総合格闘家としてのキャリアは、2019年5月11日のZST.64でスタートしました。デビュー戦の相手は山本空良選手。この試合を3-0の判定で制し、プロ白星発進となりました。

GLADIATORでの戴冠

GLADIATORの舞台では、フェザー級のタイトル戦線で注目を集めます。2021年2月7日、GLADIATOR 013において、王者MIKE選手とのタイトルマッチに臨みましたが、ローブローにより無効試合という結果に終わりました。しかし、同年9月26日のGLADIATOR 015で、再びMIKE選手との再戦の機会を得ます。この試合では、2ラウンドに膝蹴りからの追撃のパウンドでTKO勝利を収め、見事GLADIATORフェザー級王座を獲得しました。

RIZIN参戦

日本の主要プロモーションであるRIZINへは、2022年5月5日のRIZIN LANDMARK vol.3で初参戦を果たしました。ZSTフェザー級王者の関鉄矢選手と対戦しましたが、0-3の判定で敗れ、ほろ苦いデビュー戦となりました。続く2022年10月23日、RIZIN.39では、負傷欠場したヴガール・ケラモフ選手の代役として急遽出場。元GLADIATORフェザー級王者である中原由貴選手と対戦しましたが、1ラウンドに肘打ちでダウンを奪われ、パウンドやサッカーボールキックによる追撃を受けTKO負けを喫しました。

ROAD FCトーナメント

2023年には、韓国のROAD FCが開催した63kgトーナメントに参戦します。6月24日のROAD FC 64で行われた1回戦では、ムン・ジェフン選手に判定勝ちを収め、準決勝に進出しました。8月26日のROAD FC 65での準決勝では、対戦予定だったラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手が計量に失敗し失格となったため、不戦勝で決勝進出が決定しました。10月29日、ROAD FC 66での決勝戦では、元ROAD FCバンタム級・フェザー級王者であるキム・スーチョル選手との対戦となりましたが、2ラウンドに右ストレートからのパウンドでTKO負けを喫し、トーナメント準優勝という結果で終えました。

DEEPでの試合

近年は他のプロモーションでも試合を行っており、2024年5月26日のDEEP TOKYO IMPACT 2024 3rd ROUNDでは石司晃一選手と対戦しましたが、1-2の僅差の判定で敗れました。

獲得タイトル

第3代GLADIATORフェザー級王座（2021年）
ROAD FC 63kgトーナメント 準優勝（2023年）

戦績

プロ総合格闘技：記載なし（提供情報より）
アマチュア総合格闘技：記載なし（提供情報より）

関連情報

原口央選手に関連する事項として、以下の項目が挙げられます。

鹿児島県出身の人物
日本の男子総合格闘家
兄弟でスポーツ選手
RIZIN出場選手

外部サイトとして、修斗、RIZINの選手データ、総合格闘技データベースSHERDOGの戦績ページ、および本人のSNSアカウント（X、Instagram）が存在します。

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