原田大輔

原田大輔のプロレス人生

原田大輔（はらだ だいすけ、1986年11月13日生まれ）は、大阪府吹田市片山町出身の元プロレスラーです。最終的にはプロレスリング・ノアに所属し、引退後はトレーナーとして新しい選手の育成に尽力しています。血液型はO型です。

経歴とプロレス入りのきっかけ

原田のプロレスへの興味は、兄が遊んでいた「新日本プロレスリング闘魂烈伝」というテレビゲームから始まりました。1998年1月4日には、新日本プロレスの長州力引退試合を生で観戦し、その後ますますプロレスへの情熱が高まりました。中学卒業前にはプロレスラーになることを固く決意し、高校で本格的にレスリング部に入部しました。高校3年生のとき、大阪府高校春期大会60kg級で優勝します。

その後、大阪プロレスのプロレス学校に入学し、入門を果たしました。2006年8月5日、 大阪デルフィン・アリーナにて小峠篤司との対戦でプロレスデビューを飾ります。

試合スタイルと得意技

原田は、ノアジュニアにおけるエース的存在と見なされており、特にジャーマンスープレックスを多用したファイトスタイルが特徴です。主な技には、「片山ジャーマンスープレックス」や「DOKAAAN!!」などがあり、相手の攻撃を受け流しながら力強く反撃するスタイルを持っています。特に、「片山ジャーマンスープレックス」は、彼の地元を反映した技名でもあります。

また、バックドロップやブレーンバスター、さらにはダイビング・エルボー・ドロップなど、幅広い技を使いこなしました。若手選手との対戦では、ダイビング・エルボー・ドロップがフィニッシュになることも多かったです。

成功と栄光

原田は、2007年に第2回上方プロレス新人大賞を受賞し、その後のキャリアにおいても多くのタイトルを獲得しました。彼はプロレスリング・ノアでGHCジュニアヘビー級王座を複数回獲得し、タッグリーグでも活躍しました。特に、2014年3月8日の有明コロシアム大会では、GHCジュニアヘビー級選手権試合において勝利し、名実ともにその地位を確立しました。

2022年には、頚椎環軸椎亜脱臼の怪我を負い、無期限の欠場を余儀なくされ、2023年には引退を決意しました。彼の引退試合は、ライバルであり盟友でもある小峠篤司との1分間のエキシビションマッチで行われました。

最後に

原田大輔はプロレス界に多大な影響を与え、彼の勇敢なファイトスタイルや数々の名勝負は多くのファンに記憶されています。引退後はトレーナーとして新たな才能を育成することで、プロレス界への情熱を持ち続けています。彼の活躍は、これからも若いプロレスラー達に影響を与え続けることでしょう。

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