友野英俊

友野英俊：芸人から放送作家へ、異色の経歴を辿る

友野英俊（ともの ひでとし）は、1971年8月9日生まれ、兵庫県姫路市出身。かつて吉本興業に所属していた元お笑い芸人であり、現在は放送作家として活動しています。

デビューからコンビ結成、そして解散

幼少期からとんねるずのファンであり、1989年に吉本バッタモンクラブのオーディションに合格しデビュー。桧博明と「桧・友野」を結成しますが、これは正式なコンビではなく、コサキンやWコウジのような形式で活動したとのことです。銀座7丁目劇場を中心に活動し、一時期は「平成友野ジュース」というユニットにも参加していました。

2001年には、元ジャリズムの山下しげのりと「ガリッパナ」を結成するも、2003年に解散。

放送作家としての転身と活動

2007年、コミックヨシモト創刊時に漫画家のアシスタントとして派遣されたことをきっかけに、放送作家としての道を歩み始めます。2018年1月には北海道中標津町に移住し、北海道を拠点に活動。札幌吉本やFMなかしべつ放送の企画、吉本主催のライブイベントなどで放送作家として活動しました。

現在は、FIGHTING TV サムライの番組構成や、吉本主催のライブ企画、全日本プロレスやDDTプロレスリングなどのイベント構成を中心に担当しています。

人物像

芸人としての原点は、中学時代にダウンタウンの楽屋に侵入したこと。その後、お笑い芸人を目指して上京するも、浜田雅功との出会いによって先輩恐怖症になったというエピソードも持っています。しかし、デビュー後はダウンタウンファミリーに加わり、松本人志派に移行したそうです。

憧れの著名人には臆せず会いに行く性格で、西部邁、石原慎太郎、立川談志、野末陳平などにも突撃。畑正憲（ムツゴロウ）にも直接電話をかけ、ムツゴロウ王国に3週間滞在したことが、後の北海道移住につながったと語っています。

デビューのきっかけは「野沢直子の弟分オーディション」であり、野沢直子には公私ともに世話になっているとのこと。今田耕司、山下しげのりとともにパンクラス道場P's LABに通っていた時期もあります。

関西出身でありながら大阪のお笑いをほとんど知らず、吉本新喜劇も仕事で携わるまで見たことがなかったという意外な一面も。本格的に放送作家に転身するまでは、『踊る!さんま御殿!!』の前説を10年以上続けていたことを加藤浩次に明かされています。

主な出演番組・担当番組

テレビ

LIVE 笑 ME!
ビレッジ吉本
吉本東京新発売
DABO銀
踊る!ほっとけさん
ライオンのいただきます
ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!
ビートたけしのお笑いウルトラクイズ
あなあきロンドンブーツ
わらいのじかん
快傑!コウジ園
マガ不思議
急性吉本炎
今ちゃんの中野探検隊
キャくれ家

映画

Monkfish Dream（野沢直子監督・脚本）

CM

ラビット

担当番組

ピロロン学園
発掘!ブレイクネタ　芸人!芸人!!芸人!!!
M-1グランプリ
コントニュー2013

著書

覚悟を決めると楽になる（北井孝英著、知道出版、2020年8月13日発行） - 小橋建太、秋山準、北井孝英との座談会に参加

外部リンク

* 友野英俊 (@misawasama1962) - X（旧Twitter）

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