古町温泉

古町温泉

古町温泉（ふるまちおんせん）は、栃木県那須塩原市、かつての国名で言う下野国に位置する塩原[[温泉郷]]を構成する塩原十一湯の一つです。

泉質

古町温泉は、多様な泉質が特徴です。

単純温泉
ナトリウム・カルシウム - 塩化物泉
ナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉

源泉温度は40℃から69℃と幅広く、源泉数は28ヶ所あります。

効能

古町温泉は、以下の効能が期待できます。

きりきず
やけど
慢性皮膚病
虚弱児童
慢性婦人病

注: 効能は全ての人に効果を保証するものではありません。

温泉街

温泉街は箒川の右岸、塩原街道沿いに広がっており、塩原[[温泉郷]]の中で最も多くの温泉宿が軒を連ねています。塩原[[温泉郷]]の観光・交通の拠点となる塩原温泉バスターミナルと塩原もの語り館があり、観光客で賑わっています。

温泉街には、観光馬車（トテ馬車）や遊技場などがあり、温泉街独特の雰囲気を醸し出しています。箒川沿いには、眺めの良い遊歩道や吊橋が整備されており、散策を楽しむのに最適な場所です。また、源有綱が身を隠したという言い伝えのある鍾乳洞「源三窟」も古町地区に位置しています。

箒川沿いには、清掃協力金で入浴できる露天風呂「もみじの湯」があります。

塩原もの語り館

塩原温泉観光協会が運営する塩原もの語り館では、塩原[[温泉郷]]にゆかりのある文人墨客の資料が常設展示や企画展示されています（展示コーナーは入館料が必要）。

館内には、土産物売り場、銀行ATM、カフェレストラン、足湯、農産物直売所（冬季休業）なども併設されており、観光拠点としての役割も担っています。

塩原もの語り館は2003年（平成15年）に開館し、箒川を渡る紅の吊橋も同年に完成しました。

歴史

古町温泉の開発は安土桃山時代に始まったとされています。戦後の高度経済成長期には、多くの団体客が訪れ、塩原[[温泉郷]]の中心地として発展しました。

交通

鉄道

JR宇都宮線 西那須野駅からJRバス関東の塩原温泉バスターミナル行で約45分、終点下車。
一部便は西那須野駅を経由して東北新幹線 那須塩原駅まで直通運行しており、同駅からは約68分。
野岩鉄道 上三依塩原[[温泉口駅]]からゆ～バスで約23分、「塩原温泉バスターミナル」下車。

自動車

東北自動車道 西那須野塩原ICから国道400号へ約20分。

外部リンク

塩原温泉旅館組合
* 塩原温泉11湯 古町（那須塩原市による紹介）

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