古賀義弥

古賀義弥（こが よしや、1943年12月8日 - ）は、日本の音楽シーンで多岐にわたる活動を続ける作曲家、ギタリスト、演出家、そしてボイストレーナーです。かつては古賀修という芸名で活動していました。

福岡県福岡市出身の古賀は、福岡大学法学部法律学科を卒業。音楽大学への進学を志すも、家族の反対により断念し、法学の道へ進みました。しかし、音楽への情熱を諦めることはなく、地元福岡でカントリーバンド「シュガーフット・ブラザース」を結成し、ボーカルを担当しました。

1966年、古賀は渡辺プロダクションにスカウトされ上京。GSグループ「レオ・ビーツ」を結成し、ギター・ボーカルとして活躍しました。キングレコードから『霧の中のマリアンヌ』でデビューを果たし、一躍注目を集めました。

1973年には、渡辺プロダクションから独立。レオ・ビーツのメンバーのうち3名に、新たなメンバー1名を加えて「ブルー・ジャッカス」を結成し、フィリップスから『理想の女』をリリースしました。この頃から、日本テレビの「おはよう!こどもショー」や「カックラキン大放送」など、子供向け番組の音楽担当としても活動するようになりました。

1977年に「ブルージャッカス」を解散後、古賀は作・編曲家、そしてボイストレーナーとしての活動を本格的に開始しました。数多くのアーティストの育成に携わり、その才能を開花させることに貢献しました。

2013年7月には、タレントのうつみ宮土理と、当時としては日本最高齢となるデュオ「R246」（2人合わせて140歳）を結成し、シングル『あの道 この道』でデビューしました。この楽曲は、うつみの夫である愛川欽也が作詞を手掛けたことでも話題となりました。

古賀が作曲した競輪の選手入場曲『WAY TO VICTORY』は、元埼玉西武ライオンズの後藤武敏が自身の登場曲として使用していたことでも知られています。彼の楽曲は、スポーツの分野でも人々に勇気と感動を与えてきました。

古賀義弥は、その多才な才能と情熱をもって、日本の音楽界に多大な貢献をしてきた人物です。彼の音楽は、世代を超えて多くの人々に愛され続けています。

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