名古屋市道東海橋線

名古屋市道東海橋線

名古屋市道東海橋線は愛知県海部郡蟹江町から名古屋市緑区までを結ぶ主要地方道で、全長約19.5キロメートルを誇ります。この道路は河合小橋交差点を起点に、名古屋市緑区の徳重交差点まで続いています。

概要

この道路は堀川を跨ぐ紀左ヱ門橋の西側から千年交差点を経由し、日の出橋の西側に至るまでの間で1850年代から1930年代にかけて国道・東海道として広く利用されていました。そのため、歴史的に見ても重要な位置を占めています。現在、全線にわたって「東海通」という愛称が用いられています。これは1984年に名古屋市土木局が市民に親しみを持ってもらうために公募を行い、その結果「東海通」が選ばれたことに由来します。

名古屋市道東海橋線は主要地方道に指定され、ほとんどの区間が4車線になっています。ただし、天白区内の一部の交差点では、右折専用レーンや右折スペースが設けられているため、車線幅が狭くなっているところもあるので運転の際は注意が必要です。特に、信号や交差点が集中する部分では渋滞の発生もしやすいです。

区間情報

この道路は、愛知県蟹江町の河合小橋交差点で始まり、名古屋市緑区の徳重交差点で終わります。具体的には、以下のような区間となっています。

• - 愛称としての「東海通」区間

起点：河合小橋交差点
終点：徳重交差点
距離：約19.5㎞

• - 「名古屋市道東海橋線」認定区間

起点：明徳橋東詰
終点：黒沢台4丁目交差点
距離：約14.5㎞

経由する名古屋市内の区は、港区、南区、天白区、そして緑区です。この区間では中川区下之一色町を通過し、東海通3丁目東交差点から千年交差点の北側にかけては熱田区にも接しています。

主な接続路線

名古屋市道東海橋線は、多くの路線と接続しており、以下のような重要な道路があります。

• - 愛知県道70号名古屋十四山線
• - 愛知県道59号名古屋中環状線
• - 名古屋市道名古屋環状線
• - 国道154号
• - 愛知県道225号名古屋東港線
• - 愛知県道222号緑瑞穂線
• - 国道1号

これらの接続路線を利用することにより、地域間のアクセスが容易になり、名古屋市内外への移動がスムーズに行えるようになっています。

沿線周辺

沿線には名古屋臨海高速鉄道の「港北駅」や、名古屋市営地下鉄の「東海通駅」などの駅もあります。これによって、利用者は車での移動だけでなく、公共交通アクセスも利用できるため、非常に便利です。特に、名古屋の中心部へアクセスする際には、名古屋市道東海橋線を利用することが多いです。また、沿線には多くの商業施設や教育機関も位置しているため、地域住民の日常生活においても重要な役割を果たしています。

名古屋市道東海橋線は、地域の交通網に欠かせない大切な道路であり、これからもその重要性は変わらないでしょう。

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