呉忠市

呉忠市（ごちゅうし）

呉忠市は、中華人民共和国寧夏回族自治区に位置する地級市です。自治区の中部に位置し、銀川市、固原市、中衛市、内モンゴル自治区、陝西省、甘粛省と接しています。市の中心部は黄河の東岸に位置しています。

歴史

呉忠市の設立は1998年5月11日に遡ります。しかし、その地域はより古くから様々な変遷を辿ってきました。

年表

1953年4月1日 - 寧夏省呉忠市・霊武県・金積県・同心県を編入し、河東回族自治区が成立しました。
1954年6月19日 - 寧夏省の甘粛省への編入に伴い、甘粛省河東回族自治区となりました。寧夏省塩池県を編入。
1955年11月21日 - 河東回族自治区が呉忠回族自治州に改称。
1972年2月23日 - 寧夏回族自治区呉忠県・霊武県・中衛県・中寧県・同心県・塩池県・青銅峡県を編入し、銀南地区が成立しました。
1983年11月10日 - 呉忠県が市制を施行し、呉忠市となりました。
1984年12月17日 - 青銅峡県が市制を施行し、青銅峡市となりました。
1996年4月29日 - 霊武県が市制を施行し、霊武市となりました。
1998年5月11日 - 銀南地区が地級市の呉忠市に昇格しました。同時に、呉忠市が区制を施行し、利通区となりました。
2002年10月25日 - 霊武市が銀川市に編入。
2003年12月31日 - 中衛県が市制を施行し、地級市の中衛市に昇格。中寧県が中衛市に編入。
2009年9月30日 - 利通区・同心県の各一部が合併し、紅寺堡区が発足しました。

地理

呉忠市は寧夏回族自治区の中部に位置し、黄河が流れる肥沃な地域です。周辺地域との交流も盛んであり、経済・文化の面で重要な役割を果たしています。

行政区画

呉忠市は、2つの市轄区、1つの県級市、2つの県を管轄しています。

市轄区：利通区、紅寺堡区
県級市：青銅峡市
県：塩池県、同心県

交通

呉忠市は鉄道と道路が整備されており、交通の便が良い地域です。

鉄道: 包蘭線（内モンゴル自治区包頭市 - 甘粛省蘭州市）
道路: 石中高速道路、G309国道

外部リンク

* 呉忠市人民政府

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