固原市

固原市（こげんし）

固原市は、中華人民共和国寧夏回族自治区の南部に位置する地級市です。この地域は豊かな歴史と文化を持ち、特に須弥山石窟は全国重点文物保護単位として知られています。

歴史

固原市の設立は2001年7月7日と比較的新しいですが、その地域はより古い歴史を持っています。以下に、固原市とその前身である固原地区の変遷を年表形式で示します。

1953年12月21日：甘粛省平涼専区から西吉県、海原県、固原県が編入され、西海固回族自治区が成立（3県）。
1955年11月18日：西海固回族自治区が固原回族自治州に改称。
1958年9月5日：固原県・西吉県・海原県が寧夏回族自治区固原専区に編入。
1958年9月5日：甘粛省固原回族自治州の固原県・西吉県・海原県、平涼専区の隆徳県・涇源回族自治県を編入し、寧夏回族自治区固原専区が成立（5県）。
1970年10月10日：固原専区が固原地区に改称。
1983年7月29日：固原県の一部が分立し、彭陽県が発足（6県）。
2001年7月7日：固原地区が地級市の固原市に昇格（1区5県）。固原県が区制施行し、原州区となる。
2003年12月31日：海原県が中衛市に編入（1区4県）。

地理

固原市は寧夏回族自治区の南部に位置し、呉忠市、中衛市、そして甘粛省と接しています。この地理的な位置は、固原市が地域間の交通と交流において重要な役割を果たしていることを意味します。

行政区画

固原市は、1つの市轄区と4つの県を管轄しています。

市轄区：原州区（げんしゅうく）
県：西吉県（せいけつけん）、隆徳県（りゅうとくけん）、涇源県（けいげんけん）、彭陽県（ほうようけん）

交通

固原市は、鉄道、道路、航空の各交通手段が整備されており、地域内外へのアクセスが容易です。

鉄道：宝中線（陝西省宝鶏市 - 甘粛省平涼市 - 中衛市）
道路：G309国道
航空：固原六盤山空港

外部リンク

固原市政府网

もう一度検索