和歌山生協病院

和歌山生協病院：地域に根ざした包括的な医療を提供する病院

和歌山生協病院は、和歌山県和歌山市有本に位置する、和歌山中央医療生活協同組合が運営する病院です。救急告示病院として、24時間体制で地域住民の健康を守り、急性期医療から慢性期医療、そして在宅医療まで、包括的な医療サービスを提供しています。

多様な診療科と充実の医療設備

内科、外科、小児科といった一般的な診療科に加え、呼吸器内科、神経内科、消化器内科、循環器内科、糖尿病内科、アレルギー科、リウマチ科、整形外科、大腸・肛門外科、消化器外科、リハビリテーション科、腎臓内科（人工透析）、放射線科、麻酔科、皮膚科など、幅広い専門分野をカバーしています。特に、腎臓内科には透析センターが併設されており、21床の透析病床を備えています。これらの充実した診療科と設備により、多くの患者さんのニーズに対応できる体制を整えています。

地域医療への貢献

和歌山生協病院は、地域社会への貢献を重視しています。公益財団法人日本医療機能評価機構の認定を受け、高い医療水準を維持することに努めています。また、社会福祉法に基づく無料定額診療事業を実施し、経済的な理由で医療を受けられない方を支援しています。全日本民主医療機関連合会にも加盟し、民主的な医療の実現を目指しています。さらに、在宅療養支援病院として、在宅医療にも積極的に取り組んでおり、往診や訪問看護を通じて、患者さんの自宅での生活を支えています。急変時にも24時間体制で対応できる体制を整えています。

安心・安全な医療提供への取り組み

病院は、保険医療機関、労災保険指定医療機関、生活保護法指定医療機関（医科）、結核指定医療機関、臨床研修病院、指定自立支援医療機関（更生医療、育成医療、精神通院医療）など、数多くの指定を受けています。その他にも、身体障害者福祉法指定医の配置、特定疾患治療研究事業委託医療機関、指定小児慢性特定疾病医療機関、難病の患者に対する医療等に関する法律に基づく指定医療機関、原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関、公害医療機関、無料低額診療事業実施医療機関、第二種感染症指定医療機関としての指定を受けており、多様な医療ニーズに対応できる体制を整えています。

患者本位の医療

和歌山生協病院では、患者さんの立場に立った医療を心がけています。病院の理念に基づき、差額ベッド料（個室料）を徴収していません。これは、経済的な負担を軽減し、安心して治療に専念していただけるようにとの配慮からきています。

アクセス

JR阪和線「紀伊中之島駅」から東へ徒歩約10分というアクセスしやすい立地も特徴です。

関連施設

和歌山生協病院附属診療所も近隣にあり、地域医療ネットワークの一翼を担っています。

和歌山生協病院は、地域住民にとって身近で頼りになる病院として、これからも地域医療に貢献していくことでしょう。

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