和歌山県立海南高等学校

和歌山県立海南高等学校

[和歌山県]]立海南高等学校は、和歌山県海南市に所在する公立の高等学校です。[[スーパーサイエンスハイスクール]に指定されており、理数教育に力を入れている点が特徴です。全日制課程と定時制課程を設置しており、多様な学習ニーズに対応しています。

設置学科

全日制課程
普通科: 2年次から文系・理系に分かれます。
教養理学科
定時制課程
普通科（夜間）

その他に、海南市内の下津に下津分校（3年制または4年制の自由選択式定時制）があります。

概要

海南高校は、全日制課程と定時制課程に加え、下津分校を抱える総合的な高校です。スーパーサイエンスハイスクールに指定されていることもあり、理数教育に重点を置いているのが特徴です。男女共学で、生徒たちは活気に満ちた学校生活を送っています。

沿革

1922年 - 和歌山県立海南中学校として設立されました。
1948年4月1日 - 学制改革により、旧制和歌山県立海南中学校の備品を引き継ぎ、5月10日に開校しました。
2008年 - 和歌山県立大成高等学校と統合し、和歌山県立海南高等学校海南校舎となりました。
2010年 - 大成高校美里分校を海南高校分校に移管しました。
2014年 - 第86回選抜高等学校野球大会に出場。海南高校としては50年ぶりの出場でしたが、高野連は、大成校舎が大成高校時代に出場した2回も海南高校の出場記録に含めており、27年ぶりの出場とされています。ベンチ入りメンバーには大成校舎の在籍者も含まれていました。

進路

卒業生の多くは、四年制大学、短期大学、専門学校、大学校に進学します。国公立大学では地元の和歌山大学への合格者が多く、私立大学では近畿大学への進学者が目立ちます。近年では、智辯和歌山などの私立進学校に進む生徒が増え、関関同立クラス以上の大学への進学者は減少傾向にあります。しかし、進学者だけでなく、就職を選ぶ生徒も少なくありません。

制服

男子: 黒の詰襟学生服（金の5つ釦式学ラン）
女子: 濃紺のセーラー服（スカーフではなく、短く太い白のネクタイ型）

著名な卒業生

旧制和歌山県立海南中学校の卒業生

小野田寛郎（陸軍軍人、ルバング島生還者）
久喜勲（元パリーグ審判部長）
磯野政次（元プロ野球選手）
筒井敬三（元プロ野球選手）
平野謙二（元プロ野球選手）
内山清（元プロ野球選手、川口市立川口高等学校野球部監督時には元読売ジャイアンツのエース 斎藤雅樹を指導）

和歌山県立海南高等学校の卒業生

石田真敏（自由民主党衆議院議員、元総務大臣、元海南市長）
南昌宏（株式会社りそなホールディングス 社長）
花蜜伸行（出前館創業者）
高岡伸夫（株式会社タカショー創業者 社長）
嶋田俊之（財務官僚、財務省理財局次長（国有担当））
尾花正啓（和歌山市長）
神出政巳（海南市長）
西口有香（声優）
河野一聡（ゲームプロデューサー、エースコンバットシリーズプロデューサー）
木原義隆（元プロ野球投手）
山下慶徳（元ヤクルトスワローズ）
小川茂仁（元日南学園高等学校野球部監督）

脚注

参照元

関連項目

和歌山県立海南高等学校大成校舎
和歌山県高等学校一覧
日本の理数科設置高等学校一覧
旧制中等教育学校の一覧 (和歌山県)

外部リンク

和歌山県立海南高等学校（全日制）
和歌山県立海南高等学校（定時制）
* 和歌山県立海南高等学校（下津分校）

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