和泉義治

和泉 義治（いずみ よしはる）

概要

和泉 義治は、1982年4月23日生まれ、山梨放送に所属する男性アナウンサーです。栃木県の出身で、栃木県立石橋高等学校を卒業後、都留文科大学で学びました。アナウンススキルは、専門の勉強会である山本勉強会で培われています。現在は山梨放送アナウンス部の副部長を務めており、かつてはラジオ福島のアナウンサーとしても活動していました。

来歴

和泉アナウンサーのキャリアは、2006年にアナウンサーとしてラジオ福島に入社したことからスタートします。その後、2009年4月1日付で制作報道部へ異動となりましたが、報道業務に携わる傍らでアナウンサーとしての番組出演も継続しました。2011年にラジオ福島を退社した後、同年12月には山梨放送に中途入社。当初は報道記者として配属され、取材活動に従事しました。現場での経験を積んだ後、2013年4月にアナウンス部へ移り、再びマイクの前に立つことになります。山梨放送でのアナウンサーとしての活躍が認められ、2023年3月1日にはアナウンス部副部長に昇進しました。

人物・エピソード

和泉アナウンサーは、その多才でユニークな一面が知られています。特技として「10秒で寿司を握る」という異色の技を持ち合わせています。また、過去にはロックバンドでボーカルを担当していた経験があり、現在もロック音楽に対する深い造詣と情熱を持っています。この音楽へのこだわりは、かつて担当したラジオ番組『ひる前らじお うるさごぜん』内のコーナー「和泉のロック魂」として形になり、リスナーに彼の音楽観を披露しました。

彼のアナウンサーとしてのキャリアに大きな影響を与えた出来事として、2011年の東日本大震災があります。ラジオ福島在職中に被災した経験から、「放送メディアを通じて、一人でも多くの人々を災害から守りたい」という強い使命感を抱くようになりました。この決意を胸に、防災士の資格を取得し、日々の報道や情報発信において、防災に関する意識啓発や正確な情報伝達に尽力しています。

ラジオ番組では、その誠実で親しみやすい語り口が多くのリスナーからの支持を集めています。過去に担当した『ラララ♪モーニング』では、フリートークで虫に関する話題を語ったところ、リスナーから多数の関連投稿が寄せられ、番組内で「虫のコーナー」が自然発生的に生まれるなど、予期せぬ形でリスナーとの交流を深めました。

特に、2022年3月6日に放送されたYBSラジオの特別番組出演をきっかけに、彼の飾らない実直な人柄がリスナーの強い好感を得て、「俺たちのよしはる」という愛称で広く親しまれるようになりました。本人は当初、この愛称に少々戸惑いを見せていたようですが、現在ではむしろ気に入っている様子で、YBSラジオがradikoで配信するJリーグ中継の告知PRにおいても、自ら「俺たちのよしはるです！」と名乗るなど、リスナーへのサービス精神旺盛な一面を見せています。

受賞歴

アナウンサーとしての高い実力は、公的な評価も受けています。2018年度には、第44回アノンシスト賞のラジオスポーツ実況部門において優秀賞を受賞しました。これは、彼のスポーツ実況における表現力や正確性が高く評価された証です。

主な出演番組

山梨放送 時代

テレビ
やまなしマルシェ
子育て日記
YBSニュース
ててて!TV（2013年4月から2021年3月にかけて、MCや中継リポーターなど様々な役割で出演）
24時間テレビ 愛は地球を救う46|24時間テレビ_愛は地球を救う46（2023年、山梨放送メインパーソナリティ）
テレビドラマゲスト出演（『降り積もれ孤独な死よ』第7話でアナウンサー役、『ホットスポット』第4話で通販番組MC役など）

ラジオ
909morning（2025年3月31日より月曜日担当）
甲府Shiny Town（2023年度、2024年度担当）
YBSラジオニュース
ラララ♪モーニング（金、月、木、水曜日など担当曜日を変えながら出演）
ひる前らじお うるさごぜん（2021年度月曜日担当）
はみだし しゃべくりラジオ キックス（2021年度水曜日担当、水越千尋氏と共演）

ラジオ福島 時代

* ニュース番組各種（『福島TODAY』など）

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