喜登牛山

喜登牛山（きとうしやま）

喜登牛山は、北海道足寄郡陸別町と足寄郡足寄町にまたがる標高1,312.2mの山です。山頂には一等三角点「鬼頭牛山」が設置されています。

概要

石狩山地を構成する東大雪の東端に位置し、南側からは大きくなだらかな山容がよく見えます。陸別町では最も高い山です。コニーデ型火山であり、安山岩質の溶岩で形成されています。

山名はアイヌ語の「キトウシ（ギョウジャニンニクが多いところ）」に由来します。

登山

喜登牛山には、整備された登山道はありません。一般的には、東喜登牛林道からアクセスし、林道を徒歩で進み、山頂南側の沢を登って山頂に至るルートがとられます。このルート上には、藪漕ぎが必要な箇所や、かつての作業道跡に出くわすことがあります。また、南東側の尾根を経由して山頂を目指す登山者もいます。

登山に際しては、以下の点に注意が必要です。

十分な装備: 登山道がないため、地図、コンパス、GPSなどのナビゲーションツール、適切な服装、食料、水などを十分に準備してください。
藪漕ぎ対策: 藪漕ぎが必要な箇所があるため、肌を露出しない服装を心がけ、必要に応じて手袋やスパッツなどを着用してください。
道迷い防止: 作業道跡などが紛らわしい場合があるため、注意深くルートを確認しながら進んでください。
熊対策: 熊の生息地であるため、熊鈴などを携行し、熊との遭遇を避けるようにしてください。
* 体力: 登山道がないため、ある程度の体力が必要です。無理のない計画を立て、体調に注意しながら登山を楽しんでください。

喜登牛山は、手つかずの自然が残る山であり、静かな山歩きを楽しみたい登山者におすすめです。しかし、登山道がないため、十分な準備と注意が必要です。

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