四連刻

四連刻（スーレンコー）

四連刻とは、麻雀におけるローカル役のひとつです。同一種類の牌で、数字が連続した4つの刻子（コーツ）を作ることで成立する役満です。鳴きも可能です。

概要

比較的知られているローカル役満であり、三連刻を採用するルールであれば、四連刻も合わせて採用されることが多いです。しかし、現在の一般的なルールでは採用されないことが多く、プロ団体やフリー雀荘でもほとんど採用されていません。

オンライン麻雀では、東風荘、ハンゲーム、麻雀格闘倶楽部では採用されていませんでした。MJシリーズがかつて採用していましたが、2010年4月1日のルール改正で、三連刻、大車輪、二飜縛りとともに廃止されました。

四連刻は必ず対々和（トイトイホー）の形になります。鳴いて作れることもあり、役満としての難易度はそれほど高くはありません。しかし、門前で聴牌（テンパイ）することは稀であり、その場合は四暗刻（スーアンコウ）との複合がありえます。

役の価値としては、役満とするルールのほか、6翻役（対々和と複合して実質8翻）とするルールなど、ローカルルールによって翻数が異なります。
雀頭（ジャントウ）まで連番だった場合のみ役満とするルールも存在します。

牌姿の例

高目と安目があるケース

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萬子 萬子 萬子 筒子 筒子 筒子 索子 索子 索子 索子 索子 索子 字牌


上記の例では、[筒子]で対々和のみですが、[萬子]を引くことで四連刻が完成します。清一色（チンイツ）や混一色（ホンイツ）である必要はありません。

確定のケース

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萬子 萬子 萬子 萬子 萬子 萬子 萬子 萬子 萬子 萬子 萬子 萬子 字牌 字牌


上記の例では、[字牌]のシャンポン待ちです。どちらの牌であがっても四連刻が成立します。このように雀頭まで連番になっている形のみを役満とする場合もあり、この形は特に「純正四連刻」と呼ばれることがあります。この場合、四連刻が6翻役扱いでも、清一色5翻+対々和2翻が必ず複合して13翻になるため、数え役満が成立します。採用されていなくても7翻で跳満以上が確定し、2〜8までの牌で作ればタンヤオも成立して倍満になります。

[萬子]であがった場合、合計がちょうど100萬となり、百万石を採用していればそちらでも役満となります。

関連項目

三連刻
麻雀の役一覧
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