国税庁長官官房

国税庁長官官房について

国税庁長官官房は、国税庁の内部部局として、庁全体の運営を円滑に進めるための中心的な役割を担っています。その職務は、国税庁の所掌事務に関する総合調整から、法令案の審査、情報公開、人事、会計、国際業務に至るまで多岐にわたり、国税庁の活動全般を支える重要な組織です。

主な職務内容

国税庁長官官房の職務は、財務省組織令第89条に詳細に規定されており、主な内容は以下の通りです。

総合調整: 国税庁全体の事務に関する総合的な調整を行い、組織全体の連携を円滑に進めます。
法令審査: 法令案やその他の公文書類の審査を行い、法的な観点から正確性を確保します。
文書管理: 公文書類の受け入れ、発送、編集、保存を行い、適切な文書管理体制を維持します。
情報公開: 国税庁が保有する情報の公開に関する業務を行い、透明性の確保に努めます。
個人情報保護: 国税庁が保有する個人情報の保護に関する業務を行い、プライバシー保護を徹底します。
組織・定員: 国税庁の機構や定員に関する業務を行い、組織の効率的な運営を支えます。
監察: 国税庁の所掌事務の監察を行い、業務の適正性を監督します。
機密保持: 国税庁の機密に関する業務を行い、情報の漏洩を防ぎます。
庁印管理: 長官の官印や印章庁印を保管し、適切な使用を管理します。
予算・会計: 国税庁の経費や収入に関する予算、決算、会計、監査を行い、財政的な健全性を確保します。
財産管理: 国税庁の行政財産や物品の管理を行い、資産の有効活用を図ります。
福利厚生: 国税庁職員の衛生、医療、その他の福利厚生に関する業務を行い、職員が働きやすい環境を整備します。
広報: 税務に関する広聴を除き、広報活動を行い、国税庁の活動を広く社会に周知します。
審議会: 国税審議会の庶務（酒類分科会を除く）に関する業務を行います。
税理士制度: 税理士制度の運営に関する業務を行います。
納税環境整備: 納税環境の整備に関する事務を総括し、納税者の利便性向上に努めます。
印紙: 印紙の形式に関する企画及び立案を行います。
長期運営方針: 国税庁の所掌に関する長期的な運営方針を策定します。
調査・研究: 国税庁の所掌に関する調査、研究、資料収集、情報提供を行い、業務の改善に役立てます。
統計: 国税庁の所掌に関する統計に関する事務を総括します。
情報化対応: 国税庁の所掌に関する高度情報化への対応に関する事務を総括します。
情報システム: 国税庁の情報システムの整備及び管理を行います。
法人番号: 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づき、法人番号の指定、通知、公表を行います。
租税条約: 外国との租税に関する協定の実施についての協議を行います。
国際事項: 国税庁の所掌に関する国際的に処理を要する事項に関する業務を行います。
国際協力: 国税庁の所掌事務に係る国際協力に関する業務を行います。
税務広聴: 税務に関する広聴の総括を行います。
監察・捜査: 国税庁の所属職員に対する監察を行い、法令に基づき犯罪捜査を行います。
税務相談: 税務に関する一般的な相談に対応します。
その他: 上記以外にも、国税庁の所掌事務で他の所掌に属さない事務を行います。

組織構成

国税庁長官官房は、以下の組織で構成されています。

審議官: 2名
参事官:
総務課:
調整室:
監督評価官室:
人事課:
会計課:
企画課:
国際業務課:
相互協議室:
厚生管理官:
首席国税庁監察官:
税務相談官:

関連情報

国税庁の概要については、以下の公式サイトで詳しく確認できます。

国税庁の概要 | 国税庁


国税庁長官官房は、国税庁の円滑な運営に不可欠な組織であり、税務行政の根幹を支える重要な役割を担っています。

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