土永旭

土永 旭（どえい あさひ）

2003年1月9日生まれ、京都府出身のラグビーユニオン選手。

ジャパンラグビーリーグワンに加盟する横浜キヤノンイーグルスに所属しています。

来歴

土永選手のラグビーキャリアは、京都市立西陵中学校に進学した中学1年生の時に始まりました。

高校は滋賀県草津市にある光泉カトリック高等学校に進学。高校2年生と3年生の時には、ラグビー選手にとって目標の舞台である全国高等学校ラグビーフットボール大会、通称「花園」に連続出場を果たしました。特に3年次にはチームの主将を務め、チームを牽引しました。

大学は関西ラグビー強豪校の京都産業大学へ進学。

1年生の時には、関西大学Aリーグの試合で控え選手として3試合に出場し、大学レベルでの経験を積み始めました。
2年次にはさらなる飛躍を遂げ、関西大学Aリーグ戦の全7試合にフル出場。また、第59回全国大学ラグビーフットボール選手権大会においても、準々決勝、準決勝を含む全試合に先発出場し、チームのベスト4進出に大きく貢献しました。
大学4年次の2025年1月2日に行われた第61回全国大学ラグビーフットボール選手権大会の準決勝では、背番号9（スクラムハーフ）としてフル出場しましたが、早稲田大学に惜敗し、決勝進出は叶いませんでした。

世代別代表としての活動

大学在学中には、U20世代の日本代表としても貴重な経験を積みました。

2023年5月には、U20日本代表を主体とする「ジュニア・ジャパン」のメンバーとして、フィジーで開催されたワールドラグビーパシフィックチャレンジに出場。全3試合でプレーし、強豪であるニュージーランド学生代表との対戦も経験しました。
* 続く2024年5月にも、U20日本代表を中心としたJAPAN XVの一員としてワールドラグビーパシフィックチャレンジ2024に参加し、2試合に出場。国際舞台での経験を重ねました。

プロキャリア

京都産業大学在学中の2025年1月、アーリーエントリー制度を活用し、ジャパンラグビーリーグワンの横浜キヤノンイーグルスへの加入が発表されました。同年3月に大学を卒業。

プロ選手として歩み始めた土永選手は、2025年5月20日に開催されたNTTジャパンラグビーリーグワン2024-25シーズンの第18節、カンファレンスAのブレイブルーパス東京戦に先発メンバーとして出場し、待望のリーグワン公式戦デビューを果たしました。

中学、高校、大学、そして世代別代表での経験を経て、プロの世界へとステップアップした土永旭選手の今後の活躍が期待されます。

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