在マカッサル領事事務所

在マカッサル領事事務所について

在マカッサル領事事務所は、インドネシアのスラウェシ島最大の都市マカッサルに設置されている日本の領事事務所です。以前は総領事館でしたが、組織改編を経て現在は領事事務所として活動しています。2009年1月1日からは在スラバヤ日本国総領事館の管轄下にあります。2023年3月より、大橋貢一氏が所長を務めています。

歴史

この領事事務所の歴史は、第二次世界大戦以前に遡ります。

1941年2月22日: オランダ領東インド（現在のインドネシア）のマカッサルに、在マカッサル日本帝国領事館が開設されました。
1941年12月8日: 大日本帝国がアメリカとイギリスに宣戦布告し、太平洋戦争が勃発。同時に、オランダも日本に宣戦布告し、在マカッサル日本帝国領事館を含むオランダ領東インドの日本領事館が閉鎖されました。
1942年3月9日: オランダ領東インド政府が日本に降伏し、現在のインドネシア地域は日本の統治下に置かれました。
1945年8月14日: 日本はポツダム宣言を受諾し、連合国に降伏。これにより、日本の統治が終焉しました。
1945年8月15日: 終戦の詔書が発表され、日本による旧オランダ領東インドの統治が放棄されました。
1945年8月17日: インドネシアの独立が宣言されましたが、旧宗主国のオランダはこれを認めず、武力衝突が発生しました。
1949年12月27日: インドネシア独立戦争を経て、オランダがインドネシアの独立を承認しました。
1952年4月28日: サンフランシスコ平和条約が発効し、日本が独立を回復しました。
1958年4月15日: 日本とインドネシアの間で平和条約と賠償協定が発効し、国交が樹立されました。
1971年: マカッサルの名称がウジュン・パンダンに変更されました。
1976年6月5日: 在ウジュン・パンダン日本国総領事館の開設が決定しました。
1977年1月10日: 在ウジュン・パンダン日本国総領事館が開設されました。
1999年10月13日: ウジュン・パンダンが旧名のマカッサルに改称されました。
2001年4月1日: 現地の総領事館が在マカッサル日本国総領事館に改称されました。
2008年12月31日: 組織改編のため、在マカッサル日本国総領事館が閉鎖されました。
2009年1月1日: 在スラバヤ日本国総領事館の管轄下で、在マカッサル出張駐在官事務所（後に在マカッサル駐在官事務所）が開設されました。
2014年8月1日: マカッサルの出張駐在官事務所が、現在の在マカッサル領事事務所に改称されました。

所在地

（所在地情報は省略。公式ウェブサイト等でご確認ください。）

関連情報

在インドネシア日本国大使館
在スラバヤ日本国総領事館
在デンパサール日本国総領事館
在メダン日本国総領事館
日本とインドネシアの関係
日本の在外公館の一覧

外部リンク

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在マカッサル領事事務所 (インドネシア語)
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