城西 (鹿児島市)

鹿児島市城西地区の詳細情報

鹿児島市城西地区は、市の中央部に位置し、甲突川の中流域に沿って広がっています。この地区は、城西一丁目から城西三丁目までの3つの丁目で構成され、それぞれ住居表示が実施されています。

地理

城西地区は、北と西に原良、南に薬師、東には甲突川を挟んで新照院町と隣接しています。地区の中央部には鹿児島市立城西中学校と鹿児島西警察署が位置し、東端にはかごしま環境未来館があります。この未来館は、かつて鹿児島実業高等学校があった場所に建てられています。

河川

城西地区の東側を、甲突川が流れています。

町名の由来

「城西」という地名は、鹿児島城（鶴丸城）の西側に位置することに由来しています。

歴史

1976年7月5日、城西地区で住居表示が実施されました。これに伴い、鷹師町、薬師町、原良町の一部が再編され、城西一丁目から三丁目が新たに設置されました。2007年2月5日には、原良第二地区で住居表示が実施され、原良町の一部が城西二丁目と三丁目に編入されました。また、城西二丁目の一部では住居番号の振り直しが行われました。

城西二丁目には、かつて鹿児島実業高等学校が存在しましたが、1995年に移転しました。その跡地には、2002年に鹿児島市消防局西消防署が、2008年にはかごしま環境未来館が建設されました。

町域の変遷

城西地区の町域は、住居表示の実施や周辺地域の編入により、何度か変遷を遂げています。

人口

2020年4月1日現在の人口は3,663人、世帯数は1,682世帯です。国勢調査による人口の推移は、以下の通りです。

施設

公共施設

かごしま環境未来館
鹿児島西警察署（1971年設置）
鹿児島市消防局西消防署

教育施設

鹿児島市立城西中学校

郵便局

鹿児島城西郵便局

学区

城西地区の小中学校の学区は、以下の通りです。

（具体的な学区情報については、必要に応じて別途確認ください）

まとめ

城西地区は、鹿児島市の中心部に位置し、交通の便も良く、生活に必要な施設が揃った住みやすいエリアです。歴史的な背景を持ちながらも、環境未来館のような新しい施設も整備され、住民の生活を豊かにしています。

参考資料

南日本新聞『鹿児島市史Ⅳ』
南日本新聞『鹿児島市史Ⅴ』
* 「角川日本地名大辞典 ４６ 鹿児島県」

もう一度検索