埼葛広域農道について
埼葛広域
農道は、
埼玉県吉川市を起点とし、幸手市を終点とする全長18.65kmの
農道です。この
道路は、1971年から1980年の期間に
土地改良法に基づき、
埼玉県の事業として建設され、1983年に開通しました。
道路愛称は「笑顔で収穫らくらく
農道」と親しまれています。
概要
開通: 1983年(昭和58年)
事業期間: 1971年(昭和46年)〜1980年(昭和55年)
管理: 1983年(昭和58年)〜沿線各自治体で管理
起点:
埼玉県吉川市
終点:
埼玉県幸手市
通過する自治体
埼玉県北葛飾郡松伏町
埼玉県春日部市
埼玉県北葛飾郡杉戸町
制限速度: 全区間40km/h
総距離: 18.65km
主な交差する道路
埼葛広域
農道は、以下の主要
道路と交差しています。
埼玉県道・千葉県道19号越谷野田線(
吉川市 東埼玉テクノポリス入口交差点)
千葉県道・
埼玉県道80号野田岩槻線
国道4号越谷春日部バイパス(
春日部市 広域
農道交差点)
国道16号春日部野田バイパス(
春日部市 下柳交差点)
埼玉県道321号西金野井春日部線
埼玉県道320号西宝珠花春日部線
埼玉県道319号惣新田春日部線(
杉戸町 大塚交差点)
千葉県道・
埼玉県道183号次木杉戸線(
杉戸町 並塚交差点)
埼玉県道383号惣新田幸手線(幸手市 中野交差点)
茨城県道・千葉県道・
埼玉県道26号境杉戸線(幸手市 東農村文化センター前交差点)
埼玉県道371号下吉羽幸手線(幸手市 広域
農道入口交差点)
埼葛広域
農道は、東北自動車道や
国道4号などの
埼玉県北東部方面と、
新4号国道や
国道16号などの
埼玉県南東部方面を結ぶ重要な
道路として機能しています。そのため、平日休日を問わず交通量が多く、特に抜け道として利用する車両が多いのが現状です。交通量、特に大型自動車の通行量が多いため、路面補修が頻繁に行われており、沿線自治体の
道路補修予算を圧迫しているという課題も抱えています。そのため、県道への昇格を望む声も上がっています。
沿線は田園地帯であり、直線部分が多いため比較的走行しやすいですが、警察による速度取締りが頻繁に行われているため注意が必要です。歩道はあまり整備されておらず、一部には農耕用車両が通行するための側道が設けられています。
沿道の主な名所
東埼玉テクノポリス
道の駅アグリパークゆめすぎと
沿道施設
幸手市
幸手市水道部・第二浄水場
幸手市立東中学校
東農村文化センター
杉戸町
安土・宮田
土地改良区
JA埼玉みずほ杉戸ライスセンター
道の駅アグリパークゆめすぎと
春日部市
イオンモール春日部
松伏町
松伏町立金杉小学校
大正大学埼玉校舎
吉川市
* 東埼玉テクノポリス
埼葛広域
農道は、地域住民の生活を支える重要な
道路であるとともに、沿線の美しい風景を楽しむことができる
道路でもあります。しかし、交通量の多さや路面補修の問題など、課題も抱えているのが現状です。