堀江町 (江戸川区)

堀江町（ほりえちょう）

東京都江戸川区に存在する、住居表示が未実施の単独町名である堀江町について解説します。郵便番号は132-0000です。

地理

堀江町は、江戸川区の南部に位置し、葛西地域に属しています。江戸川区が定める「日常生活圏域」においては、全域が葛西南圏域に含まれます。現在の町域は、なぎさ公園東側から南[[葛西]]五丁目公園南側にかけての、旧江戸川右岸河川敷の一部のみです。ここは居住者がいない区域となっています。

江戸川区の統計資料によると、堀江町の面積は6.32ヘクタールです。北側は東葛西、東側は旧江戸川を挟んで千葉県浦安市富士見、南側は同じく旧江戸川を挟んで浦安市舞浜、南西側は臨海町、西側は南[[葛西]]とそれぞれ隣接しています。また、町域の北部には特別高圧送電線である江東線が通っています。

歴史

堀江町という町名は、昭和7年（1932年）の江戸川区成立時から存在していました。しかし、1979年（昭和54年）11月に行われた住居表示の実施により、町域の大部分が南[[葛西]]一丁目から七丁目に変更されました。その結果、現在では南[[葛西]]の東端部分にある旧江戸川の河川敷の一部のみが、住居表示未実施の「堀江町」として残存しています。

交通

堀江町内には鉄道は通っていません。最寄りの駅は、東京メトロ東西線の葛西駅となります。

脚注

特筆すべき脚注はありません。

関連項目

2006年8月14日首都圏停電: 2006年に発生した首都圏の大規模停電の原因となった高圧線断線事故の現場が、この堀江町にあたります。この事故は社会的に大きな影響を与えました。
堀江 ([[浦安市)]]: 千葉県浦安市にも「堀江」という地名があり、江戸川区の堀江町とは別の場所です。浦安市の堀江は住宅地として発展しており、江戸川区の堀江町とは対照的です。
* どですかでん: 黒澤明監督の映画「どですかでん」の撮影地の一つとして、堀江町が使用されました。映画のロケ地として、堀江町の旧江戸川河川敷は当時の風景を今に伝える貴重な場所です。映画ファンにとっても興味深い場所と言えるでしょう。


このように、堀江町はかつての広範囲な町域から、現在は旧江戸川の河川敷の一部のみを残す特殊な地域となっています。その歴史的な背景や地理的特徴、関連する出来事などが、堀江町を語る上で重要な要素となっています。

もう一度検索