塩田薫範

塩田薫範（しおだ しげのり）

プロフィール

塩田薫範氏は、1942年5月13日に生まれ、日本の大蔵官僚、弁護士として活躍した人物です。栃木県芳賀郡出身で、栃木県立宇都宮高等学校を経て、東京大学法学部第2類（公法コース）を卒業しました。血液型はB型です。

キャリア

東京大学在学中に国家公務員上級甲種試験（法律）と司法試験に合格するという優秀な経歴を持っています。1966年4月に大蔵省に入省し、主計局総務課に配属されました。その後、主計局法規課などで勤務した後、1971年7月には仙台国税局いわき税務署長に就任しました。

大蔵省では、税務、国際金融、公正取引などの分野で幅広い経験を積んでいます。国税庁長官官房会計課長、福岡国税局長などを歴任した後、1991年6月には公正取引委員会事務局に移り、官房審議官（渉外担当）を務めました。その後、官房審議官（総務担当）、経済部長を経て、1996年6月には公正取引委員会事務総局経済取引局長に就任しています。1998年6月には、公正取引委員会事務総長に就任し、2000年6月に退官しました。

退官後は、2000年7月から2005年6月まで商工組合中央金庫副理事長を務めました。その後、2005年6月から2010年6月まで東京海上日動火災保険（株）顧問を務め、2010年8月に弁護士登録（第一東京弁護士会所属）を行い、弁護士としての活動を開始しました。また、2012年6月から2016年6月までイビデン（株）社外監査役、2015年6月から2020年6月まで（株）弘電社社外取締役、2018年6月から2020年6月まで（株）弘電社社外指名・報酬諮問会議議長を務めました。

略歴詳細

以下に、塩田薫範氏の略歴を詳細にまとめます。

1966年4月：大蔵省入省（主計局総務課）
1967年6月：名古屋国税局調査査察部調査第二部門
1968年4月：国税庁長官官房人事課
1968年4月：大臣官房調査企画課（経済理論研修）
1968年8月：主計局法規課
1969年4月：国際金融局国際機構課企画係長心得
1970年：国際金融局国際機構課企画係長
1971年7月：仙台国税局いわき税務署長
1972年7月：国税庁直税部法人税課長補佐
1974年7月：大臣官房付（外務研修）
1975年5月：外務省在ベルギー大使館書記官 兼 EC（欧州共同体）日本政府代表部書記官
1978年7月：国際金融局国際機構課長補佐（総括・企画・協定）
1980年7月：大阪国税局間税部長
1982年6月：公正取引委員会事務局官房企画課長
1984年6月：大阪国税局直税部長
1985年6月：大臣官房参事官（主税局税制第一課担当）
1986年6月：主税局国際租税課長
1987年6月：内閣官房内閣内政審議室内閣審議官 兼 総理府内閣総理大臣官房参事官
1989年6月：国税庁長官官房会計課長
1990年6月：福岡国税局長
1991年6月：公正取引委員会事務局官房審議官（渉外担当）
1992年7月：公正取引委員会事務局官房審議官（総務担当）
1994年7月：公正取引委員会事務局経済部長
1996年6月14日：公正取引委員会事務総局経済取引局長
1998年6月：公正取引委員会事務総長
2000年6月：退官

脚注

外部リンク

* 塩田 薫範 - 田辺総合法律事務所

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