塩釜神社 (松本市)

塩釜神社（しおがまじんじゃ）

概要

塩釜神社は、長野県松本市蟻ケ崎に鎮座する神社です。旧社格は無格社であり、陸奥国一宮である鹽竈神社（宮城県塩竈市）の分社として、この地に勧請されました。現在では神職が常駐していない無住の神社となっています。

歴史

塩釜神社の詳しい創建の経緯は不明な点も多いですが、鹽竈神社の分社としてこの地に祀られたと考えられています。地域の人々の信仰を集め、現在に至っています。

祭神

塩釜神社の祭神は、塩土老翁命（しおつちおじのみこと）です。塩土老翁命は、航海安全や塩の神として信仰されており、鹽竈神社でも主祭神として祀られています。

祭事・年中行事

塩釜神社では、毎年7月の第3土曜日と日曜日に例大祭が執り行われます。この例大祭では、地域の人々が集まり、神事が斎行されます。神輿の渡御や様々な奉納行事が行われ、賑わいを見せます。

境内

境内には、道祖神や句碑が設置されており、参拝者の目を楽しませています。これらの石造物からも、この神社が地域の人々に大切にされてきたことがうかがえます。

周辺

塩釜神社の周辺には、以下の施設があります。

こまくさ道路: 塩釜神社の近くを通る道路です。
長野県松本深志高等学校: 県内有数の進学校として知られています。
長野県松本蟻ヶ崎高等学校: 歴史のある高等学校です。
旧開智学校: 明治時代初期の擬洋風建築の代表的なものとして知られ、国の重要文化財に指定されています。
松本市中央図書館: 市民の学習を支援する公共図書館です。
正麟寺: 川島芳子の墓がある寺として知られています。

その他

塩釜神社は、松本市の名所・旧跡の一つとして、また、松本市の歴史を語る上で重要な場所です。地域の人々に大切に守られ、歴史を刻んできた神社として、今後もその姿を伝えていくことでしょう。

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