外村康二

外村康二（そとむら こうじ）は、1958年1月23日生まれ、大阪府池田市出身の元体操競技選手です。清風学園高等学校を経て日本体育大学体育学部を卒業後、1980年4月に紀陽銀行に入行しました。

外村は、1980年のモスクワオリンピックに日本代表として選出されましたが、日本政府のボイコットにより出場は叶いませんでした。しかし、1984年のロサンゼルスオリンピックでは、体操男子団体と男子床で銅メダルを獲得し、その実力を世界に示しました。

現役引退後は、紀陽銀行の体操部監督として、また日本体操協会のナショナルコーチとして、後進の指導に尽力しました。2020年8月には、池田市スポーツ親善大使に任命され、地元スポーツの振興に貢献しています。

また、外村の長男である外村哲也も、トランポリン選手として活躍し、2008年の北京オリンピックでは4位入賞を果たしています。

主な成績

1980年：モスクワオリンピック（日本不参加）
1981年：ブカレストユニバーシアード
平行棒 金メダル
1981年：モスクワ世界選手権
団体総合 銀メダル
1983年：ブダペスト世界選手権
団体総合 銅メダル
平行棒 銅メダル
1984年：ロサンゼルスオリンピック
団体総合 銅メダル
床 銅メダル
1985年：NHK杯個人総合 優勝
1985年：モントリオール世界選手権
団体総合 4位

外部リンク

外村康二 - Olympedia（英語）
外村 康二 - ウェイバックマシン（2002年11月22日アーカイブ分）

外村康二は、選手として輝かしい実績を残すと共に、指導者としても多くの選手を育成し、日本の体操界に大きく貢献した人物です。現在は、地元池田市でスポーツ施設の管理に携わりながら、地域スポーツの振興に尽力しています。

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