夢の島熱帯植物館

夢の島熱帯植物館について

東京都江東区に位置する夢の島熱帯植物館は、1988年に開設された熱帯植物が主な展示内容の植物園です。この施設は、訪れる人々に多様な植物の魅力を提供し、特に社会科見学の目的地としても人気があります。さらに、2006年からは、日比谷アメニスなどの複数の企業による指定管理者制度が導入され、現在もより良い管理と運営が行われています。

アクセスと基本情報

夢の島熱帯植物館へのアクセスは、JR京葉線の新木場駅から徒歩おおよそ15分です。また、東京メトロ有楽町線の新木場駅からも便利です。その他にも、東西線の木場駅や東陽町駅からは都営バス（木11系統）を利用し、夢の島バス停からは徒歩7分ほどで到着します。

館の開館時間は9時30分から17時まで（入館は16時まで）であり、毎週月曜日が定休日です。但し、月曜日が祝日の場合は翌日が休館となります。また、12月29日から1月3日も休館日です。

料金に関しては、一般の大人は250円、中学生は100円（都内在住者については無料）、65歳以上の高齢者は120円です。団体割引もあり、20名以上のグループには中学生は80円、大人は200円、高齢者は90円の料金設定があります。加えて、障害者手帳などを持つ人とその付添者1名は無料で入館できる特典があります。年間パスポートも販売されており、これを利用すると中学生・大人は1000円、高齢者は480円で熱帯植物館を楽しめます。

植物館の主な施設

夢の島熱帯植物館の中心となる施設は、個性的なドーム型の大温室です。この大温室は3つのドームが重なったようなデザインで、周囲からの視線を引きつけます。内部では、木生シダ、ヤシ、オウギバショウなど、南国の植生を体感できるエリアが設けられています。この植物館は新江東清掃工場の余熱を利用しており、環境に優しい設計がなされています。

また、食虫植物温室や情報ギャラリー、イベントホール、喫茶室など多様な施設が充実しています。喫茶室ではトロピカルフルーツのジュースや多国籍料理を楽しむことができ、窓からは生命あふれる温室を眺めることもできます。特に、フランス生まれの積み木型知育玩具「カプラ」を使った遊び場「ゆめのへや」も親子連れに人気です。

マスコットキャラクター

夢の島熱帯植物館のマスコットキャラクターは「このは」と「このみ」であり、それぞれ頭に草と花を乗せています。このキャラクターたちは館を訪れる子どもたちに人気で、夢の島への訪問をさらに楽しいものにしています。

終わりに

夢の島熱帯植物館は、癒しと学びの両方を提供する場所として、さまざまな世代を問わず愛されています。熱帯植物の美しさの中で、リフレッシュし、自然について学ぶ時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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