大内 (丸森町)

宮城県丸森町大内地区について

宮城県伊具郡丸森町に位置する大内地区は、2015年の時点で768世帯、2,442人が暮らす地域です。郵便番号は981-2501で、丸森町の南東部に位置し、雉子尾川の流域に広がっています。

地理

大内地区は、西に金山地区や筆甫地区、北に小斎地区や角田市、東に亘理郡山元町や福島県相馬市、南に相馬市と接しています。この地域は、国道113号が縦貫しており、そこから宮城県道・福島県道103号金山新地停車場線、宮城県道245号角田大内線、福島県道・宮城県道228号相馬大内線が分岐し、山元町、新地町、相馬市へと繋がっています。また、青葉温泉、斉川温泉、天明高原といった観光地も擁しており、自然豊かな環境が魅力です。

山岳

大内地区には、以下の山々が連なっています。

地蔵森
五社壇
鹿狼山
羽黒山
天明山
手倉山

河川

地区内には、雉子尾川が流れています。

歴史

沿革

幕末時点では、大内村と伊手村という二つの村が存在していました。これらの地域は陸奥仙台藩の領地でした。

1868年（明治元年）12月24日 - 白石藩の領地となります。
1869年（明治2年）8月7日 - 白石県の管轄となります。
1869年（明治2年）11月27日 - 白石県が角田城に県庁を移転し、角田県に改称されます。
1871年（明治4年）11月2日 - 第1次府県統合により仙台県の管轄となります。
1872年（明治5年）1月8日 - 仙台県が宮城県に改称されます。
1876年（明治9年）4月22日 - 磐前県の管轄となります。
1876年（明治9年）8月21日 - 第2次府県統合により宮城県の管轄となります。
1889年（明治22年）4月1日 - 町村制の施行により、大内村と伊手村が合併し、大内村が発足します。
1954年（昭和29年）12月1日 - 大内村は丸森町、金山町、筆甫村、小斎村、舘矢間村、大張村、耕野村と合併し、新たに丸森町が発足。大内地区は丸森町の大字となります。

交通

バス

丸森町民バスが運行しており、大内線が角田ターミナル、丸森駅、金山町を経由して大内を結んでいます。

道路

以下の道路が地域を通過しています。

国道113号
宮城県道・福島県道103号金山新地停車場線
福島県道・宮城県道228号相馬大内線
宮城県道245号角田大内線

施設

大内地区には、以下の施設があります。

丸森町立大内中学校
丸森町立大内小学校
大内保育所
大内郵便局
いきいき交流センター大内
伊手コミュニティーセンター
北伊手集会所
南伊手公会堂
空久保集会所
佐野生活センター
はたまき・手づくりの里
天明カントリークラブ

参考文献

角川日本地名大辞典 4 宮城県
旧高旧領取調帳データベース

外部リンク

丸森町役場

関連項目

大内村 (宮城県) - 前身の自治体
大内 - 曖昧さ回避

もう一度検索