大塩裏磐梯温泉

大塩裏磐梯温泉

大塩裏磐梯温泉は、福島県耶麻郡北塩原村、磐梯山の北西に位置する温泉地です。裏磐梯と呼ばれる美しい自然の中に佇み、訪れる人々を癒やします。

泉質

泉質は食塩泉です。源泉温度は40〜52℃と、比較的温かいお湯が特徴です。食塩泉は、保温効果が高く、湯冷めしにくいと言われています。神経痛や筋肉痛、冷え性などに効果が期待できます。

温泉街の様子

温泉地は、国道459号および大塩川沿いに広がっています。５軒の旅館が点在しており、静かで落ち着いた雰囲気が魅力です。共同浴場はありませんので、日帰り入浴は各旅館の受付を利用することになります。旅館ごとに趣向を凝らした温泉が楽しめるでしょう。

歴史

大塩裏磐梯温泉の開湯は、なんと1000年前と伝えられています。長い歴史を持つ温泉地であることが伺えます。

江戸時代には、この温泉から塩が採取され、会津藩の御用塩として重宝されました。源泉を煮詰めて作る「山塩」は、現在でも製造されており、お土産としても人気があります。温泉の恵みを活かした特産品は、この地の歴史を物語っています。

かつては「大塩温泉」や「北塩原温泉」という名称でしたが、近隣の温泉地との混同を避けるため、1982年1月1日に現在の「大塩裏磐梯温泉」に改名されました。磐梯の名を冠することで、より地域を代表する温泉地としての自覚を高めたと言えるでしょう。

アクセス

公共交通機関を利用する場合、会津バスの路線バス（喜多方駅⇔裏磐梯）を利用し、「大塩裏磐梯温泉」バス停で下車するとすぐです。

周辺情報

大塩裏磐梯温泉の周辺には、大塩峠などの自然豊かな観光スポットがあります。四季折々の美しい景色を楽しめるでしょう。裏磐梯観光協会のウェブサイトでは、周辺の観光情報が詳しく紹介されています。

関連項目

大塩峠

外部リンク

大塩裏磐梯温泉エリア - 裏磐梯観光協会

大塩裏磐梯温泉は、豊かな自然と歴史に育まれた温泉地です。ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてください。

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