大宮宏正

大宮宏正:バスケットボール選手から寺の住職へ



大宮宏正(おおみや ひろまさ)は、1983年9月4日生まれ、栃木県芳賀郡茂木町出身の元プロバスケットボール選手です。ポジションはフォワード・センターを務め、その恵まれた体格(197cm、92kg)から、チームでは欠かせない存在でした。ファンからは「おーみ」の愛称で親しまれていました。

プロ入り前



茂木町にある由緒正しい真言宗の寺院の長男として生を受けた大宮は、作新学院高校、専修大学と進学。大学時代には、関東リーグや関東インカレで数々のタイトルを獲得し、その才能を開花させました。また、大学在学中には、名将ジェリコ・パブリセヴィッチに見出され、日本代表にも選出。国際試合やユニバーシアードといった大舞台も経験しました。

プロとしてのキャリア



大学卒業後、大宮は1年間NBAに挑戦。2007年に三菱電機に入団し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。その後、2008年には地元である栃木県のリンク栃木ブレックス(現:宇都宮ブレックス)に移籍。2011年にはアイシンシーホース(現:シーホース三河)へ、2013年には熊本ヴォルターズへと活躍の場を広げました。熊本時代にはNBLオールスターにも選出され、その実力を証明しました。

2014年には琉球ゴールデンキングスへ移籍し、2017年に契約満了。同年6月には、かつて所属していた三菱電機の流れを汲む名古屋ダイヤモンドドルフィンズに9年ぶりに復帰しました。2018年からは千葉ジェッツへ移籍し、2022年には三遠ネオフェニックスと契約。しかし、1年で契約満了となり、2023年8月7日に現役引退を表明しました。

3x3への挑戦



Bリーグと並行して、3人制バスケットボール3x3にも挑戦していました。3x3.EXE PREMIERのBEEFMAN.EXEに所属し、新たなバスケットボールの可能性を追求しました。

引退後



引退後は、実家の寺院を継ぐ予定です。長年にわたりバスケットボールに情熱を注いできた大宮は、新たな道でもその持ち前の努力と精神力で、地域社会に貢献していくことでしょう。

関連情報



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外部リンク



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大宮宏正 - B.LEAGUE
大宮宏正 - RealGM (英語)
* 大宮宏正 - Proballers (英語)

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