大峰順二

大峰順二 - 多彩な才能を放つベテラン俳優・演出家

大峰順二（おおみねじゅんじ）氏は、1947年11月9日、群馬県生まれの俳優、声優、演出家です。東京俳優生活協同組合に所属し、長年にわたり数多くの作品に出演、あるいは舞台演出を手掛けてきました。

テレビドラマにおける活躍

大峰氏のキャリアは、1970年代後半から活発に展開されました。NHKの時代劇『風と雲と虹と』では興世王の兵を演じ、人気刑事ドラマ『太陽にほえろ！』にも複数回出演しています。同時期には『宇宙鉄人キョーダイン』でガブリン親衛隊の声優を務めるなど、幅広い役柄に挑戦しました。

その他にも、『伝七捕物帳』、『未来からの挑戦』、『日本の戦後』、『達磨大助事件帳』、『若さま侍捕物帳』、『たとえば、愛』、『江戸の牙』、『Gメン'75』、『新五捕物帳』、『俺はおまわり君』など、数多くのテレビドラマに出演。時代劇から現代劇まで、様々なジャンルでその演技力を発揮しました。

NHK大河ドラマ『徳川家康』では宗三郎役を演じ、また『澪つくし』などにも出演するなど、NHK作品への貢献も目覚ましいものがあります。近年では、『マネーの天使〜あなたのお金、取り戻します!〜』にも出演し、幅広い世代にその存在感を示しています。

更に、警察ドラマやサスペンスドラマへの出演も多く、『火曜サスペンス劇場』シリーズにも出演実績があります。報道番組を題材とした『事件記者チャボ!』への出演も見られます。これらの作品を通じて、大峰氏は個性豊かなキャラクターを演じ分け、視聴者に深い印象を与えました。

舞台演出家としての顔

俳優活動と並行して、大峰氏は舞台演出家としても活躍しています。劇団銅鑼の作品を中心に、『禁じられた遊戯』、『あっぱれクライトン』、『暮しの詩』、『俺たちの甲子園』など、数々の舞台作品を演出。1998年には『らぶそんぐ』で、作・演出も手掛けています。

その他の活動

テレビ番組への出演も精力的に行っています。『中学生日記』や『英会話教室』といった教育番組から、『世界で一番美しい瞬間』のようなドキュメンタリー番組でのボイスオーバーまで、その活動範囲は多岐に渡ります。

まとめ

大峰順二氏は、俳優、声優、演出家として、長年にわたり日本のエンターテインメント業界に貢献してきました。時代劇から現代劇、そして舞台演出まで、その活動領域は広く、多くの作品で重要な役割を果たしています。ベテランとしての貫禄と、多彩な才能を備えた大峰氏の今後の活躍にも期待がかかります。そのキャリアは、日本のテレビドラマや演劇史において重要な位置を占めていると言えるでしょう。

もう一度検索