大島ともよ

大島ともよ

大島ともよ（1949年 - ）は、日本の著名な編集技師です。秋田県秋田市に生まれ、1970年代初頭から、大島渚や寺山修司といった、当時の映画界を牽引した前衛作家たちの作品を数多く手がけました。

人物

彼女が編集を手がけた作品は、数々の著名な国際映画祭に出品されており、その才能は国際的にも高く評価されています。現在は、東京フィルメックスの理事としても活動し、映画業界の発展に貢献しています。

略歴

1949年（昭和24年）：秋田市に生まれる。
1970年（昭和45年）：浦岡編集室に入り、編集技師の浦岡敬一に師事。
1972年（昭和47年）：フリーランスの編集技師として独立し、現在に至る。
2006年（平成18年）：第7回東京フィルメックスのコンペティション審査員を、キム・ドンホ（審査員長、釜山国際映画祭ディレクター）や諏訪敦彦（映画監督）らと共に務める。

主なフィルモグラフィ

1970年：『東京战争戦後秘話』※出演のみ
1973年：『津軽じょんがら節』
1976年：『ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR』
1978年：『オレンジロード急行』
1979年：『草迷宮』
1983年：『戦場のメリークリスマス』※第36回カンヌ国際映画祭出品
1995年：『幻の光』※第52回ヴェネツィア国際映画祭出品
1996年：『心霊』
1998年：『落下する夕方』※第48回ベルリン国際映画祭出品
1999年：『御法度』※第53回カンヌ国際映画祭出品
2005年：『疾走』※第56回ベルリン国際映画祭出品
2007年：『無花果の顔』※第57回ベルリン国際映画祭出品
2008年：『クリアネス』
2009年：『The Harimaya Bridge はりまや橋』

外部リンク

大島ともよ - 日本映画データベース
Tomoyo Oshima - IMDb（英語）

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