大楽寺町

大楽寺町の概要

大楽寺町は、東京都八王子市の中央部に位置する、住居表示未実施の単独町名です。北は浅川、南は城山川に挟まれた、北西から南東にかけて細長い形状をしています。この地域には、陣馬街道が通り、交通の要所となっています。

地理

町域は、北端の浅川（北浅川）から南端の城山川まで、細長く伸びています。東には上壱分方町、諏訪町、四谷町、叶谷町が、西には弐分方町が、南には横川町が、北には西寺方町が隣接しています。この地理的特徴が、町の景観を形作っています。

河川

大楽寺町を特徴づける二つの河川、浅川（北浅川）と城山川が流れています。これらの河川は、町の自然環境に重要な役割を果たしています。

歴史

1889年（明治22年）の町村制施行により、大楽寺村は周辺の村々と合併し、元八王子村の一部となりました。その後、1955年（昭和30年）に元八王子村が八王子市に編入され、大字大楽寺は八王子市の大字となりました。そして1956年（昭和31年）には、町名変更により、大字大楽寺の一部が現在の大楽寺町となりました。この歴史的変遷が、現在の町を形作っています。

世帯数と人口

2017年（平成29年）12月31日時点での世帯数と人口は、統計データで確認できます。

小・中学校の学区

大楽寺町内の児童・生徒が通う小・中学校の学区は、八王子市の教育委員会によって定められています。

交通

主要道路として東京都道521号上野原八王子線（陣馬街道）が町を貫いています。城山川には三村橋が架かっています。路線バスは、西東京バスと京王バスが運行しており、京王八王子駅、西八王子駅、高尾駅南口などへのアクセスが可能です。また、コミュニティバス「はちバス」も利用できます。

主要施設

行政施設として八王子市役所元八王子事務所、地域子ども家庭支援センター元八王子があります。教育機関には、八王子市立元八王子中学校があります。郵便局は元八王子郵便局が利用できます。商業施設としては、オザム大楽寺店があります。また、法泉寺、長円寺、西蓮寺、誓願寺といった寺院も点在しています。特に西蓮寺には、室町時代末期に建築された薬師堂があり、東京都指定文化財に指定されています。誓願寺は浄土真宗本願寺派の寺院で、市内元八王子町にある八王子浄苑を管理・運営しています。

公園

大楽寺千本木緑地は、地域住民の憩いの場として利用されています。

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