大正週間漫画 ゲラゲラ45

大正週間漫画 ゲラゲラ45

『大正週間漫画 ゲラゲラ45』は、1979年4月8日から1983年3月27日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜12:00 - 12:45に放送されていたバラエティ番組です。初期は大正製薬の一社提供でしたが、後に複数社提供となり、タイトルも『週間漫画 ゲラゲラ45』に変更されました。

概要

番組は、当初、当時の人気漫画を題材にしたコントを中心に構成されていました。特に、江口寿史の『すすめ!!パイレーツ』を題材にしたコントは人気を博しました。しかし、漫才ブームが到来すると、番組は「ゲラゲラ漫才スペシャル」といった企画にシフトしていきました。

出演者

番組には、多くのタレントが出演していました。

坂上二郎
あのねのね
秋ひとみ
稲川淳二
新井薫子
B&B
片岡鶴太郎
伊東四朗
大山のぶ代
由美かおる
高見知佳
岡田ますみ
星セント・ルイス
山本麒一
イッセー尾形
及川ヒロオ
横山エミー
岩浪とも子
榊原るみ
秋野暢子
細川かかし
エリカ
水野ますみ
キャンキャン

コーナー紹介

マンガさしすせ荘

「さしすせ荘」というマンションを舞台にしたコント。坂上二郎がメインを務めていた頃のコーナーです。

あのねのねのスター取調べ室

番組開始から1年後にスタートした人気コーナー。あのねのねの清水國明が刑事部長、原田伸郎がコスプレ好きの刑事、秋ひとみ（後に新井薫子）が婦人警官に扮し、ゲストの芸能人を容疑者に見立てて取り調べを行うという設定でした。梨元勝がVTRで証拠を突きつける演出もありました。正月スペシャルでは時代劇バージョンも放送されました。

どっきりギャグカメラ

B&Bがメインのコーナーで、漫才ブーム以降に番組冒頭で放送されていました。島田洋八が毎回ドッキリにかけられ、バケツで水をかけられたり、メリケン粉を浴びせられたりする過激な内容が人気を博しました。コーナーの最後は、島田洋七が「どっきりギャグカメラー！」と叫んで締めくくられました。

元気一発！ハッ鶴マン

片岡鶴太郎扮する「ハッ鶴マン」が様々な場所で仕事に挑戦するコーナー。コント風の演出が特徴で、最後は悲惨な目に遭うのがお約束でした。玉川カルテットの音楽も印象的でした。

きっと明日はいい日だろう

伊東四朗扮する「お父さん」が主人公のサラリーマンコント。自宅、公園、飲み屋の3つのパートで構成されていました。高見知佳がスケバンや婦人警官役で登場し、飲み屋では「一平八平」という小料理屋でつまみを頼むのが定番でした。このコーナーは、後番組にも引き継がれました。

壁ぎわ窓ぎわどんまぎわ

「きっと明日はいい日だろう」のリニューアル版。伊東四朗が引き続き主役を務めましたが、小料理屋からスナックへと設定が変更されました。

その他

ドラえもんの声優を務めていた大山のぶ代が、ドラえもんの口調で番組宣伝をしていたことでも知られています。また、大山は番組内のコントで小料理屋のおかみ役を務め、ユニークな名前の一品料理を提供していました。これらのレシピは書籍化もされています。

放送当時、新潟県ではテレビ朝日系のフルネット局が開局していなかったため、新潟総合テレビが番組を同時ネットしていました。

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