大町 (市川市)

千葉県市川市大町

大町（おおまち）は、千葉県市川市の北端に位置する地域で、郵便番号は272-0801です。市内で最も緑が濃く、自然豊かな場所として知られています。

地理

大町は、東は鎌ケ谷市中沢、西は松戸市高塚新田・紙敷、南は大野町、北は松戸市串崎新田・串崎南町と隣接しています。都心に近い農業地域として、梨の栽培が盛んに行われており、梨園や旧家が点在しています。特に、梨園が連なる国道464号は、「大町梨街道」という愛称で親しまれています。この愛称は、2003年4月に公募によって決定しました。また、市川市動植物園や大町自然公園といった自然を満喫できる施設も整備されています。

小字

大町には、以下のような小字が存在していました。これらは、現在の大町の北から順に列挙しています。

大字大町新田
上野 - 現在の大町駅所在地
野末
中里 - 松飛台駅付近
中野 - 大町小学校所在地
天野
天殿
天戸
千駄刈
畑野
新畑
竹内
中島 - 市川市動植物園所在地
鴻巣
鴻下
中台
下台
駒形 - 大慶園所在地
駒木
千駄萱
千駄山
千駄木

歴史

沿革

1869年（明治2年）：葛飾県葛飾郡大町新田となる。
1871年（明治4年）：廃藩置県により、印旛県葛飾郡大町新田となる。
1873年（明治6年）：県の統合及び郡の分割により、千葉県東葛飾郡大町新田となる。
1889年（明治22年）：東葛飾郡大野村、柏井村、奉免村と合併し、東葛飾郡大柏村大字大町新田となる。
1949年（昭和24年）11月3日：市川市に編入され、市川市大字大町新田となる。
1951年（昭和26年）12月1日：市内の大字を町に変更し、市川市大町となる。

町名の変遷

市川市に編入後、大字大町新田から大町へと町名が変更されました。

世帯数と人口

2017年（平成29年）9月30日現在の大町の世帯数と人口に関する情報は、省略します。

小・中学校の学区

大町に在住の方が市立の小・中学校に通う場合の学区に関する情報は、省略します。

交通

鉄道

町域の北端には、北総鉄道北総線が通っており、大町駅が設置されています。また、松飛台駅の一部も町域内に位置しています。

バス

バス路線に関する情報は、省略します。

道路

国道464号は、「大町梨街道」という愛称で親しまれており、梨の季節には多くの観光客が訪れます。この愛称は2003年4月に公募で決定し、梨街道の公式キャラクターとして「大町りこ」が誕生しました。このキャラクターは、大町梨業組合とデザインプロジェクトQwoukの企画プロデュースにより制作され、市川の地方紙やテレビ取材、地元の小学校や各農園でのアピールを通じて公募で名前が決定しました。

施設

大町には、以下の施設があります。

大町不二幼稚園
市川市立大町小学校
市川市動植物園
少年自然の家
大町自然公園 - 主要な設備は大野町4丁目に属する。
フィールドアスレチック ありのみコース
* 大慶園

脚注

脚注に関する情報は、省略します。

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