大野町 (市川市)

千葉県市川市大野町

大野町は、千葉県市川市の北部に位置する地域で、一丁目から四丁目までで構成されています。郵便番号は272-0805です。

地理

大野町は、市川市の北部に位置し、北は大町、東は鎌ケ谷市中沢、南東は柏井町、南は南大野、南西は下貝塚、西は松戸市高塚新田と隣接しています。町内は主に住宅地として利用されていますが、北東部の四丁目には農地も残っており、市川霊園や大町自然公園といった自然豊かなスポットも存在します。また、市川市内で数少ない住居表示未施行地域であることも特徴です。

二丁目には市立大柏小学校、三丁目には市立第五中学校と市川大野郵便局、四丁目には市川霊園があります。かつては県立市川北高等学校がありましたが、市川西高等学校と統合され、現在は市川昴高等学校となっています。

地価

2014年1月1日の公示地価によると、大野町2丁目1875番27の地点で、住宅地の地価は1平方メートルあたり12万8000円となっています。

歴史

沿革

大野町には、平安時代中期に平将門が築いたとされる大野城があったという伝承が残っています。鎌倉時代には、八幡荘大野村に属し、曾谷教信がこの地を支配していました。当時、迎新田、迎米、御門、殿台の4つの郷で構成されていたとされ、現在の大野町一丁目から四丁目の原型になったとする説もあります。

1869年（明治2年） - 葛飾県葛飾郡大野村となる。
1871年（明治4年） - 廃藩置県により、印旛県葛飾郡大野村となる。
1873年（明治6年） - 県の統合と郡の分割により、千葉県東[[葛飾郡]]大野村となる。
1889年（明治22年） - 東[[葛飾郡]]柏井村、奉免村、大町新田と合併し、東[[葛飾郡]]大柏村大字大野となる。
1949年（昭和24年）11月3日 - 市川市に編入され、市川市大字大野となる。
1951年（昭和26年）12月1日 - 市内の大字を町に変更。これに伴い、市川市大野町一丁目から四丁目となる。

世帯数と人口

2017年9月30日現在の世帯数と人口については、以下の通りです。

（※具体的な数値は省略）

小・中学校の学区

市立小・中学校の学区は以下の通りです。

（※具体的な学校名は省略）

交通

町域の中央にはJR武蔵野線が通っており、市川大野駅が設置されています。この駅が、地域住民の交通の要となっています。

施設

大野町内には、以下の施設があります。

市川大野郵便局
市川市立第五中学校
市川市立大柏小学校
万葉植物園
浄光寺幼稚園
市川市斎場
* 市川霊園

これらの施設は、地域住民の生活を支える重要な役割を果たしています。

まとめ

大野町は、市川市の北部に位置し、住宅地と自然が調和した地域です。歴史的な背景も持ち、現在では、駅を中心に生活施設が充実しています。また、市内でも数少ない住居表示未施行地域であることも特徴です。

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