大阪湾岸道路

大阪湾岸道路

大阪湾岸道路は、神戸淡路鳴門自動車道の垂水JCTから関西空港自動車道のりんくうJCTに至る、全長約80kmの自動車専用道路です。この道路は、地域高規格道路の計画路線として位置づけられており、阪神高速道路4号湾岸線、5号湾岸線、そして5号湾岸線の延伸路線である大阪湾岸道路西伸部によって構成されています。さらに、りんくうJCTから南への延伸路線、大阪湾岸道路南延伸も候補路線として検討されています。

路線詳細

大阪湾岸道路は、以下の路線によって構成されています。

神戸市道高速道路湾岸線（垂水JCT - 名谷JCT）: 阪神高速道路5号湾岸（垂水）線として供用されています。
大阪湾岸道路西伸部（名谷JCT - 南駒栄JCT）: 都市計画が完了しています。
一般国道2号 大阪湾岸道路西伸部（駒栄 - 南駒栄JCT - 六甲アイランド北出入口）: 現在事業が進められています。2016年度からは、一般国道2号 大阪湾岸道路西伸部（六甲アイランド北 - 駒栄）として直轄事業化される予定です。
兵庫県道・大阪府道高速湾岸線（六甲アイランド北出入口 - りんくうJCT）: 阪神高速5号湾岸線及び4号湾岸線として供用されています。
大阪湾岸道路南延伸部（りんくうJCT - 阪南市方面）: 現状は構想段階です。

大阪湾岸道路西伸部

大阪湾岸道路西伸部は、名谷JCTから六甲アイランド北出入口までの区間を指し、神戸市から大阪市にかけての湾岸地域における交通の円滑化を目的としています。現在、一般国道2号として事業が進められており、物流の効率化や地域経済の活性化に貢献することが期待されています。

大阪湾岸道路南延伸部

大阪湾岸道路南延伸部は、りんくうJCTから阪南市方面への延伸を構想している路線です。この延伸が実現すれば、関西国際空港へのアクセス向上、沿岸地域の観光振興、広域的な交流促進など、様々な効果が期待されています。今後の具体的な計画策定が待たれるところです。

まとめ

大阪湾岸道路は、大阪湾岸地域の交通ネットワークにおいて重要な役割を担う道路です。現在事業中の西伸部や、将来構想の南延伸部を含め、今後の発展が期待されています。これらの道路整備により、地域経済の活性化や住民の利便性向上に大きく貢献することが期待されます。

関連項目

地域高規格道路一覧

外部リンク

大阪湾岸道路西伸部 - 近畿地方整備局浪速国道事務所
事業概要｜大阪湾岸道路西伸部 - 阪神国道事務所ウェブサイト内

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