大青山大介

大青山 大介（だいせいざん だいすけ）

大青山 大介は2000年5月22日に中国内モンゴル自治区フフホトで生まれた現役の大相撲力士です。本名はアスハダ（漢字で阿斯哈达）で、彼は荒汐部屋に所属しています。身長191cm、体重160kgの堂々とした体格を持ち、2024年9月場所では最高位として東十両12枚目を記録しています。

来歴

大青山は中学生の頃、バスケットボールに親しんでいましたが、中学2年生の時に日本で開催された白鵬杯に中国代表として出場したことがきっかけで、相撲の道に進むことを決意します。彼の地元である内モンゴル自治区の先輩である蒼国来の助けを受け、日本の飛龍高等学校に相撲留学することになりました。高校を卒業した後は、荒汐部屋の研修生として相撲界に足を踏み入れました。

彼は研修生期間中、必要な教養を身につけるために日本語学校やスポーツ専門学校に通いました。この時、留学ビザを継続する必要があり、その結果、彼は2021年11月場所の前に正式に入門を果たします。その後、興行ビザの取得を待った後、2022年1月場所でついに初土俵を踏みました。彼は、内モンゴル自治区出身の力士としては蒼国来以来2人目の存在です。

初めて番付に名前が載ったのは2022年3月場所で、序ノ口で6勝1敗という成績を収めました。その後、序二段、三段目と順調に番付を上げていきますが、2022年9月場所前の稽古中に右手首を骨折し、手術を受けることに。これにより、彼は2場所連続の全休を余儀なくされます。

2023年1月場所では七番相撲で尊富士に敗れ6勝1敗の成績でしたが、その後の活動で2024年3月場所に幕下15枚目以内に昇進します。特に2024年7月場所では東幕下2枚目の地位にあり、13日目では七番相撲で勝利を挙げ、幕下優勝を獲得しました。同年7月31日の番付編成会議で新十両昇進が決定し、これにより彼は中国出身の関取として、仲の国以来の4人目となり、内モンゴル自治区出身としては荒汐師匠以来2人目の存在となりました。

人物

彼の四股名『大青山 大介』は、出身地の大青山にちなんで名付けられたもので、また飛龍高校時代の恩師の名も組み込まれています。これにより、力士としてのアイデンティティを強く感じることができます。

主な成績

2024年7月場所が終了した時点での通算成績は、69勝22敗14休の記録があります。また、2024年7月場所で幕下優勝を1回達成しています。

改名歴

• - 大青山 大介（だいせいざん だいすけ）2022年1月場所 - 現在

このように、大青山大介は相撲界で着々と成長を続けている新しい期待の星です。彼の今後の活躍にも注目が集まります。

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