天照鵬真豪

天照鵬真豪 (てんしょうほう しんご)

天照鵬真豪は、2002年9月7日に三重県伊勢市に生まれた現役の大相撲力士です。本名は向中野真豪で、彼は伊勢ヶ濱部屋という相撲部屋に所属しています（入門時は宮城野部屋）。身長は179.8cm、体重は176.8kgあり、2023年11月場所では西十両10枚目の位置に達しました。彼の好物は海鮮料理で、趣味には音楽鑑賞や外食があり、座右の銘は「初志貫徹」です。

来歴

天照鵬は、伊勢市立四郷小学校で相撲を始め、志摩市の志友館相撲道場に通いました。彼の相撲キャリアの初期には、3年生の時に白鵬杯での優勝や、5年生と6年生の時に全日本小学生相撲優勝大会での2連覇など、多くの成果を上げてきました。子供の頃から「将来は白鵬の弟子になりたい」という夢を抱いていた彼は、小学校卒業後、志摩市立磯部中学校へ進学しましたが、1年生の10月には鳥取市立西中学校へ転校。中学時代は全国都道府県中学生相撲選手権大会や白鵬杯での優勝という輝かしい成績を収めました。

その後、鳥取城北高等学校に進学した天照鵬は、1年次から団体戦メンバーとして優勝を経験しましたが、3年次には新型コロナウイルス感染症の影響で多くの大会が中止され、タイトルを取得することはできませんでした。高校卒業後に白鵬からの誘いを受け、宮城野部屋に入門し、2021年5月場所で初土俵を踏みました。2022年1月場所では三段目で優勝を果たし、9月場所では初めての負け越しを経験します。

2023年7月場所では、自己最高位の西幕下3枚目で4勝3敗を挙げ、次の9月場所で新十両に昇進しました。この際、四股名も「天照」と「鵬」を組み合わせた「天照鵬」へ改名しました。9日目終了時点で7勝2敗を記録しましたが、10日目に腰を痛めてしまい、結局5連敗を喫したものの、千秋楽では勝ち越しを決めました。2024年には、西十両12枚目で5勝10敗とし、十両生活を終え、3月場所では幕下へ逆戻りしますが、こちらでも3勝5敗となりました。

2024年3月28日、日本相撲協会の理事会において、宮城野部屋は無期限で伊勢ヶ濱一門に預かりとなり、全員が伊勢ヶ濱部屋へ転籍することが発表されました。

主な成績

2024年7月場所終了の時点で、通算成績は84勝66敗8休（20場所）。また、三段目での優勝は1回（2022年1月場所）という成果があります。

改名歴

• - 向中野真豪（むかいなかの しんご）：2021年5月場所 - 2023年7月場所
• - 天照鵬真豪（てんしょうほう -）：2023年9月場所 -

天照鵬真豪の今後の活躍に注目が集まります。

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