太原李氏

太原李氏（テウォンニし、たいげんりし）について

太原李氏（朝鮮語: 태원이씨）は、中華人民共和国山西省太原市を本貫とする、朝鮮の氏族の一つです。この氏族は、高麗時代に中国から渡来した李貴芝を始祖としています。

歴史

太原李氏の始祖である李貴芝は、中国・宋の出身で、高麗忠烈王の時代に礼曹司宰、漢城府尹といった要職を務めました。彼の功績は大きく、その後の子孫たちは李氏朝鮮の建国において重要な役割を果たしました。特に李成桂を補佐し、開国功臣として名を連ねるなど、李氏朝鮮の初期において大きな影響力を持った一族として知られています。

人物

太原李氏からは、以下のような人物が輩出されています。

李智：高麗時代に司直に任命された人物です。
李克蕡：李氏朝鮮時代に振威将軍を務めた人物です。

現代の太原李氏

2015年の調査によると、太原李氏の人口は161人とされています。この数字は、他の多くの氏族と比較すると少ないですが、朝鮮の歴史において重要な役割を果たした氏族の一つであることに変わりはありません。

関連事項

李 (朝鮮人の姓))
朝鮮の外来帰化氏族

参考文献

* “이씨(李氏) 본관(本貫) 태원(太原)”. 한국족보출판사. オリジナルの2022年11月29日時点におけるアーカイブ。

もう一度検索