女流最強戦

女流最強戦（じょりゅうさいきょうせん）

女流最強戦は、1998年に創設された、囲碁の女流棋士を対象とした棋戦です。正式名称は「東京精密杯女流プロ最強戦」でした。

概要

この棋戦は、東京精密株式会社が主催していましたが、同社が棋戦を継続する事が難しくなったため、2008年（第10期）をもって終了しました。第10期の優勝者は、優勝決定から1年後の2009年8月25日まで「女流最強位」の称号を保持していました。

主催: 東京精密
特別協賛: 碁ワールド（日本棋院発行）
優勝賞金: 450万円（2008年終了時）

方式

対局方式は以下の通りです。

第9期までは32名、第10期のみ16名によるトーナメント方式
コミ: 第4期まで5目半、第5期以降は6目半
持ち時間:
第9期まで: 各30分、使い切ってから1分の秒読み
第10期: 各1時間、使い切ってから1分の秒読み
決勝戦:
第9期まで: 一番勝負
第10期: 三番勝負

歴代優勝者

開催年	優勝者	準優勝者
:-	:-	:-	:-
1999年	新海洋子	矢代久美子
2000年	加藤朋子	青木喜久代
2001年	青木喜久代	吉田美香
2002年	岡田結美子	梅沢由香里
2003年	鈴木歩	中澤彩子
2004年	新海洋子	岡田結美子
2005年	小林泉美	小西和子
2006年	謝依旻	小西和子
2007年	鈴木歩	青木喜久代
2008年	加藤啓子	謝依旻	2 - 0

記録

最多優勝: 新海洋子・鈴木歩（2回）
最年少優勝: 謝依旻（17歳1か月、第8期。当時の女流棋士史上最年少タイトル）

外部リンク

東京精密杯女流プロ最強戦

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