妙高戸隠連山国立公園

妙高戸隠連山国立公園

妙高戸隠連山国立公園は、新潟県と長野県にまたがる国立公園です。2015年に上信越高原国立[[公園]]から分離して誕生した、比較的新しい国立公園として知られています。この公園は、長野県北部から新潟県にかけて広がり、野尻湖や妙高山、戸隠山を中心とした山岳地帯を主な範囲としています。

公園の特徴

この公園は、もともと上信越高原国立[[公園]]の一部でしたが、三国山脈や志賀高原、浅間山地域とは地理的に離れていたため、独立した国立公園として指定されました。そのため、他の地域とは異なる独自の自然環境と景観を形成しています。

歴史

1956年：妙高・戸隠地域が上信越高原国立[[公園]]に追加指定されました。
2014年：環境省が、妙高・戸隠地域を上信越高原国立[[公園]]から分離し、新たな国立公園として指定する方針を発表しました。
2015年1月：中央環境審議会が、妙高戸隠連山国立公園の指定を決定しました。
2015年3月：官報で公示され、正式に妙高戸隠連山国立公園が成立しました。
2016年：妙高戸隠連山国立公園連絡協議会が設立されました。
2018年：登山道管理やライチョウ保護のための入域料寄付実験が行われました。
2020年：妙高市が主体となり、妙高山・火打山における入域料寄付制度が本格的に導入されました。

面積と関係市町村

公園の総面積は約39,772ヘクタールです。

関係市町村

新潟県：糸魚川市、妙高市
長野県：長野市、小谷村、信濃町、飯綱町

主な名所

妙高山、焼山、妙高高原周辺
赤倉温泉とその周辺の温泉地
黒姫山、戸隠山、飯縄山、飯綱高原
野尻湖とその周辺
雨飾山、周辺の小谷温泉、雨飾温泉
夢見平遊歩道

風景

公園内には、山岳景観や湖沼、温泉など多様な自然が広がります。四季折々の美しい景色が楽しめ、特に紅葉シーズンは多くの観光客で賑わいます。妙高山や戸隠山は登山者に人気があり、野尻湖ではボート遊びや釣りなどのアクティビティが楽しめます。

管理機関

信越自然環境事務所（全体統括）：長野市旭町1108 長野第1合同庁舎3F
環境省妙高高原自然保護官事務所（新潟県域担当）：新潟県妙高市大字関川2279-2
環境省戸隠自然保護官事務所（長野県域担当）：長野県長野市戸隠豊岡1554 長野市戸隠支所3F

ビジターセンター

公園内にはビジターセンターがあり、自然に関する情報やハイキングコースの案内などを提供しています。

その他

妙高戸隠連山国立公園は、豊かな自然と多様なアクティビティが楽しめる場所です。登山や温泉、湖畔でのレジャーなど、訪れる人々を魅了する魅力的なスポットが満載です。

関連項目

新潟県の観光地
長野県の観光地

外部リンク

* 妙高戸隠連山国立公園

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