学校法人法政大学

学校法人法政大学について

学校法人法政大学は、日本の私立学校法人であり、法政大学を中核として、複数の教育機関を設置・運営しています。この法人は、大学運営の最高意思決定機関である理事会を中心に組織され、教育・研究活動を支えています。

理事会

理事会は、学校法人法政大学の運営における重要な役割を担っています。2021年4月1日から2025年3月31日までの任期で、以下の役員が選任されています。

理事長：廣瀬克哉（法学部教授、大学学長）
常務理事：小秋元段（文学部教授、大学副学長）、佐野哲（経営学部教授、大学副学長）、奥山利幸（経済学部教授、大学副学長）、小澤雄司（法政大学職員）、金井敦（理工学部教授、大学副学長）、和仁達郎（法政大学国際高等学校校長）、ダイアナ・コー（グローバル教養学部教授、大学副学長）、岩崎晋也（現代福祉学部教授、大学副学長）、平山喜雄（法政大学職員）
理事：小林清宣（卒業生評議員）、岡本眞司（卒業生評議員）、菊池由美子（卒業生評議員）、長裕章（卒業生評議員）

理事会は13名の理事で構成され、その内訳は総長、大学教員理事4名、付属校校長理事1名、職員理事2名、卒業生理事4名、総長選任理事1名となっています。理事のうち8名は常務理事として、日常的な法人業務を分担しています。常務理事は、以前は大学教員のみで構成されていましたが、2017年4月からは職員理事や中高校校長理事も加わるようになりました。理事会は通常月1回、常務理事会は週1回開催されています。

総長

学校法人法政大学の代表は理事長であり、法政大学の学長を兼務する総長がその任に当たります。総長の選出は、学内選挙で選ばれた候補者を理事会が選任する形で行われます。総長と理事の任期は4年で、再任は1回までとなっています。

監事

監事は、評議員会の同意を得て総長が選任します。4名の監事がおり、法人運営の監査を行います。以前は卒業生が監事を務めていましたが、2017年の改正で卒業生以外の有識者も加わることになりました。

評議員

評議員は、教職員（大学院議長、各学部長、学生センター長、図書館長、通信教育部長、付属校校長、事務部局本部長など）や卒業生、学識経験者・功労者で構成されています。以前は卒業生評議員は選挙で選出されていましたが、現在は選任方法が変更されています。

設置校

学校法人法政大学は、以下の教育機関を設置しています。

法政大学
法政大学中学校・高等学校
法政大学第二中学校・高等学校
法政大学国際高等学校

廃止校

過去には以下の学校も運営していましたが、現在は廃止されています。

法政大学短期大学部
法政大学工業高等学校
法政大学第三中・高等学校
法政大学女子中学校

外郭団体

学校法人法政大学は、以下の外郭団体を擁しています。

財団法人法政大学出版局

2017年4月の寄付行為改正

2017年4月には、寄付行為が改正され、理事の定数、任期、常務理事の人数、監事の構成などが見直されました。具体的には、理事の数が11名から13名に、総長と理事の任期が3年から4年に、常務理事が4人から8人に、監事が3人から4人に増員されました。この改正により、学校法人法政大学の組織運営体制はより強化されました。

外部リンク

* 法政大学

この文章は、学校法人法政大学の組織構造と運営体制について説明したものです。

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